酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年02月17日(木) 『春を嫌いになった理由』 誉田哲也

 瑞希は語学堪能同時通訳者志望の26歳。英語のほかに日常会話程度のポルトガル語とイタリア語をたしなむプータロー。訳あって親に借金あり。テレビ局敏腕プロデューサーの叔母・織江に超能力者(霊能力者)エステラの通訳を頼まれる。瑞希は超能力も霊能力も大嫌い。しかし、親への借金返済のため渋々引き受ける。エステラの霊視や織江の傲慢さに振り回されながら、生番組で事件が・・・?

 これは面白かったです。個人的な欲を言えば、ラストが違った方向に落ちて欲しかったけれど、これもありだろうと。エステラと瑞希と織江の織り成す人間模様が良かったです。しかし導入部分には「ゲ」と驚かされました。つかみはOKであります。

 人が見ている世界には、個人が望むと望まざるとに拘らず、必ず意味があるものよ。

『春を嫌いになった理由』 2005.1.25. 誉田哲也 幻冬舎



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