酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年02月16日(水) 『おんみつ蜜姫』 米村圭伍

 九州豊後温水(ぬくみず)藩の蜜姫は、本来なら江戸で育てられるところ、あまりのやんちゃっぷりに国許で育てられる。父の密かな企みで讃岐風見藩に嫁入りが決まりそうになった時、父が暗殺されそうになる。温水藩と父のために蜜姫は自ら隠密となり、将軍吉宗のもとまで旅をするのだが・・・

 うははははは(大笑)v キュートで暴れん坊な姫君が破天荒に活躍する痛快時代劇でありました。米村圭伍さんの本は装丁のイラストにいつも惹かれていて、今回念願叶って初読みとなりました。これって評判いいはずだわー。
 蜜姫と蜜姫に付き合う(渋々と)忍び猫タマ、そして蜜姫の母上様。最高のキャラたちでしたよー。他にも面白い人がいっぱい出てくるーv まぁ、是非に読んでみていただきたい物語なのであります。とってもお茶目さんですよー。ラブリィv

「そなたも、ただ隠密家業とやらにうつつを抜かしていえはなりませぬ。旅を通じて、いかにすれば凛として生きる娘になれるのか、会得してお戻りなさい。当節は男衆のみならず娘の風儀も乱れています。おなごだからとて、美しい花として咲くばかりではいけません。蜜には、凛として咲く娘になってほしいの」

『おんみつ蜜姫』 2004.8.20. 米村圭伍 新潮社 



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