酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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沼野渉、30歳。公私共に停滞期と感じていた頃、引っ越しすることになる。ばりばりキャリアの叔母が海外赴任中、品川のマンションの家守(笑)である(※最近に読んだ本と勝手にリンク)。マンションの管理費だけ払ってくれればよいと言う叔母の太っ腹な提案には裏があった。そして雨の多かった、その秋に渉は切ない想いをする・・・
『スパイク』に並びました。いやー、やられた。一筋縄ではイナカイ松尾由美さんの描く恋模様は、ダイレクトにストレートに私のハートをぶち抜いてくださりましたぁ〜。きゃー。まずは装丁の文字がとても素敵。雨という漢字の中の4つの雨だれマークのひとつが涙なの。これはうまい。 松尾由美さんの不思議なトーンには出逢った頃から魅せられたまま、と言う感じです。うまいと言うか、なんと言うか、いやはや・・・読んでみてとしか言葉にならないわ。これはマイ2005酔わされてブッギリ不動でしょう。はぁ。ハート射抜かれ腑抜け中。
あんなこと言われないほうがよかった、そう思った。残酷な言葉ー言った人はそんなつもりはなくても、聞いたほうにはそうとしか受けとれない言葉ってあるでしょう。
『雨恋』 2005.1.25. 松尾由美 新潮社
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