酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年02月07日(月) 『瑠璃の契り 旗師・冬狐堂』 北森鴻

 宇佐見陶子は、ある事情から同業者たちに貶められそうになっていた。そしてその気の強さゆえに親友カメラマンの横尾硝子に会いたくなかった・・・

 陶子は「冬狐堂のプライドにかけて」とちょっと笑える台詞を真剣に言います。今回何度か言っていたようだけど、きっと自分に言い聞かせているのね。陶子の身に降りかかっている現実問題に陶子や硝子の過去が絡んでくる。生きているってことは過去の上に成り立っているものなのね。那智も含め、この3人のイカシタ突っ張った美女たちが私はとても好きですv
 今回の物語の中では「瑠璃の契り」が最高に気に入りました。偶然が必然に思える出会いってあるから。しかし、いい女同志の絆って妙に艶めいた色っぽいもので素敵だわ。くふふ。

「酒なくて、なんで浮世がすごされようか」

『瑠璃の契り 旗師・冬狐堂』 2005.1.15. 北森鴻 文藝春秋



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