酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年01月28日(金) 『ボーナス・トラック』 越谷オサム

 草野は、名前を聞けば誰でもわかる業界大手のハンバーガーチェーン企業に就職。忙しい土曜日には十二時間を軽く越えて働く日々。ある雨の夜、帰宅中にひき逃げに遭遇。倒れている男を必死に助けようとするが、彼は死亡。しかし、その彼の魂は成仏していなかった・・・!?

 これは第16回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作品です。不思議なもので私は大賞より優秀賞の方がいつも相性がいいみたいv この物語は人のいい男と人のいい幽霊の心優しき交流の物語。こんな心温まる展開があるんだなー。素敵でした、ものすごく。
 登場人物が“いい人”が多くて、また読む人によっては綺麗事すぎるとか言われてしまうのかもしれません。そういう感想を目にすると心が痛いわ・・・。私にとっては心がぽかぽか温かくハッピーな気分にさせていただける優れもんなんだけど。 

 まあたしかに、人を見かけだけで判断したり、優劣をつけたりすることは正しい行いではない。

『ボーナス・トラック』 2004.12.20. 越谷オサム 新潮社



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