酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年01月19日(水) 『クレイジーヘブン』 垣根涼介

 坂脇恭一は旅行代理店に勤める27歳。いたってクールな反面、車上荒らしに遭い、相手を突き止めぶちのめすような執念深い男。その恭一が惹かれた女に関わった時、悲劇が起こり・・・

 垣根涼介さんを『ワイルド・ソウル』で絶賛した私ですが、この物語は許せない部分が多々ありました。物語的にはテンポがいいし、面白かったのです。ただ、セックスに関する女性への蔑視みたいな言葉があまりにも出てくるので辟易。そこまで書かなくてもいいのに、とマイナスポイントだったのでした。そんな身体を綺麗にしないでセックスするような女を相手にするほうが悪い、と断言しちゃう。

 ヒトの顔立ちは、その本来持っている知的な能力に比例する、と恭一は密かに思っている。潜在能力、と言い換えてもいい。だから磨けば磨くほど光っていく。考え方の方法論さえ身につければ、今見えている世界が、もっと明らかになる。もっと自由になる。

『クレイジーヘブン』 2004.12.15. 垣根涼介 実業之日本社



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