酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年01月18日(火) 『PLAY』 山口雅也

 4つの<遊び>=PALYの物語。これってかなり面白かった。落とし方がブラックと言うか、ホラーと言うか、かなりひどくて素敵(笑)。4つとも良かったけれど、「蛇と梯子」と「黄昏時に鬼たちは」はハイレベル。これを基に掘り下げて一冊の長編にしていただきたいくらい。読んでとくしたわ〜v オススメです。

「蛇と梯子」
 インドへ赴任した家族が、「蛇と梯子」というゲームでカウンセリングを受ける事になるのだが・・・
 このゲームが、人生ゲームみたいな感じで、ヒートアップする様がよくわかるのですネ。単純なゲームだけどつい盛り上がっちゃうものだから。それを思うので余計に怖い。

「黄昏時に鬼たちは」
 引きこもりの人たちが、都会で大掛かりな鬼ごっこをして社会と接点を持とうとあがく。そこで発生した殺人事件・・・
 これはうまい。「え」と声が出て完璧にだまされた。現代の闇をうまく描ききったホラーミステリーであります。かなりお気に入りv

『PLAY』 2004.9.30. 山口雅也 朝日新聞社



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