酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年12月14日(火) |
『頭蓋骨の楽園』 浦賀和宏 |
大学で笑わない男・安藤直樹に興味を抱いた穂波英雄は美しい管野香織さんが好き。しかし菅野さんは安藤を気にしている? 大学祭の日にミスコンで菅野さん優勝。安藤の友人・飯島や自分の友人雨宮・妹の留美といるところへ菅野さんの婚約者がやってきた。失恋。そして菅野さんが首を切られ、首なし殺人事件が続発し・・・
「これはきっと俺の事件だ」・・・安藤直樹は穂波にそう告げる。大好きだった菅野さんが殺され、彼女のおぞましい過去を知っていくたびに穂波もまた壊れていく。留美は安藤直樹に恋したばかりに、やはり・・・。 どうして首を切られなければならなかったか? その動機の哀しさに浦賀和宏さんの才能を見ます。そういう想像力ってどんなだろう。すごかった。これ。安藤直樹シリーズは登場人物と相関図をメモりながら、読むことをオススメします。安藤直樹の言う通り、「全てはつながっているから」
「ネット上だけで優れた表現者になれるとはまず考えられない。ネットは社会の投影です。社会の中で、あるレベル以上の表現者になれない人間は、ネット上でもそのレベル以上の表現者にはなれないんです。そのことを理解しているのならば、個人がホームページを持つのは構わないでしょう」
『頭蓋骨の楽園』 1999.4.5. 浦賀和宏 講談社ノベルス
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