酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年12月13日(月) 『時の鳥籠』 浦賀和宏

 DOA = Dead On Arrival(来院心肺停止)で病院へ担ぎ込まれた女は、目覚めたとき記憶を失っていた(?)。付き添ってきたクールな美少女・安藤裕子は、その女性に執着する。なぜなら、出会ったことのないその人は安藤裕子のことを知っていたから・・・

 前作の『記憶の果て』で安藤直樹が巡り合った少女の物語。ハンサムなドクターの甲斐と甲斐の友人のミヤノシンイチが不気味な彩りを添えている(苦笑)。
 いやはや、あの少女がこんなメビウスの輪に捕りこめられてしまうなんて。まさかこういう展開とは予測つかなかった。無間地獄の苦しみだわ。
 安藤直樹の物語は本当に「繋がっている」んだなぁと痛感。そしてまた次もすごいんだな、これが。

「何方を選択しようと、その結果の善し悪しは人生をもう一回やり直さない限り分からないから」

『時の鳥籠』 1998.9.5. 浦賀和宏 講談社ノベルス 



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