酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年12月05日(日) |
『BG、あるいは死せるカイニス』 石持浅海 |
遥は、姉・優子さんの通夜でぞくりと寒気がするほどの美女を見かけた。彼女は遥を見て、微笑み手を振った。彼女は何者? 姉を殺した犯人にかかわりがあるのか?
『水の迷宮』から一転、不思議な世界が舞台。論理で事件を解いていく持ち味は変わらないのですが。男性化することがエリート街道まっしぐらと言う、なかなか大胆な導入。その男性化について、読んでいくうちに色々と考えさせられるのでありますが。犯人はわかってしまったけど、石持さんがこういう設定を持ってくるってとこに拍手。西澤保彦さんをお好きなだけのことはあります、石持さん(笑)v
「おまえにはわかるはずだ。手掛かりは常に身近に転がっている。もう一度よく考えてみろ」
『BG、あるいは死せるカイニス』 2004.11.30. 石持浅海 東京創元社
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