酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年11月19日(金) 『魔女の住む館』 篠田真由美

 「あたし」のおかあさまは美しい女。たくさんの「すうはい者」にいつもちやほやされていた。でもある日おかあさまはピストルで撃たれて死んでしまった。そのことをあたしは夢に見る。「魔女だからね。魔女は昔から火炙りに決まっているからね」という男の人の声が聞こえ・・・

 ううー、少年少女に向けてコレ(笑)ですが。さすがの篠田真由美女史はコドモに媚を売らないのだなぁ(大笑)。謎めいた洋館に住む美しい女性と娘。耽美的な妖しさいっぱいで、コレを読んで目覚める子供たちも多いことかと。
 ただ、あるからくりは最初に解けました。たぶんそうだろうな、と思いつつ読んでいたと言う感じ。それでもきっちり楽しめました。イラストが波津さんって物語にどんぴしゃだし。

「人間は、覚えていると怖くて、苦しくて、死んでしまいそうになることを、忘れてしまうことがある。そうしないと生きていけないから。」

『魔女の住む館』 2003.10.29. 篠田真由美 講談社 



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