酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2004年11月17日(水) 『虹果て村の秘密』 有栖川有栖

 推理作家にどうしてもなりたい上月秀介12歳は、刑事になりたくてしょうがない同級生の二宮優希の母親の別荘(笑)へ夏休みに招待される。優希の母親は秀介が大好きな作家さんだった。ちなみに秀介の父親は刑事だった(笑)。ふたりの行き先は虹果て村。虹にまつわる七つの伝説を持つ村は、高速道路誘致に対する意見がまっぷたつに割れていた。そして発生する密室殺人にふたりは・・・

 自分が子供だった時、なりたかったものは古い外国の映画で観たタイピストでした。あの紙が横に移動したら手動で戻す古い奴。勿論、英字の! 映画の中の外人の秘書のような女性がカッコよく見えたんですよー。なつかしいなぁ。中学生になって映画のほかに本も読むようになり、次の夢がやっぱり作家さんだった。あぁ、なんて純粋な夢だった事か。
 そんな昔を思い出させてくれるミステリー・ランドの有栖川さんの作品も、子供の頃に読めていたら幸せだろうに、と思いました。このシリーズは子供に読ませてあげたいことは当然だし、おとなが読んでも十分に楽しめる優れものであります。有栖川さんのこの物語はとっても評判が良いみたい。主人公のふたりが生き生きしていて可愛らしいしなー。
 
 人が読んでいる途中の推理小説の結果をばらすのは最大のマナー違反だ

『虹果て村の秘密』 2003.10.29. 有栖川有栖 講談社



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu