酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年09月05日(日) 『マインド・コントロール 心理分析官 加山知子の事件簿』 和田はつ子

 心理分析官・加山知子は36歳でバツ1。元カレ・警視庁の松井良和に微妙な鬱屈を抱えている。職場でも浮いている。日本でのプロファイリングはまだまだ認知されるに程遠い。ボランティアで出かけた先で御園貴史と出会い、久しぶりに心がざわめく。どきどきしているところへ変死体の知らせが入る。21歳の美しい中国女性が唇の上に翡翠・金・銀が置かれているというものだった。その事件を皮切りに・・・

 ううーん、好きなんだけどなぁ。和田はつ子。好きなのだけど、読んだ後に少しばかり不満が残ってしまう。なにが不満なのかわからない(なんじゃそら)。面白いのは面白いのだけど何かが足りないんだよなー。
 今回の事件は、最後までタイトルの‘マインド・コントロール’の意味がわかりません。最後の最後で無茶苦茶なマインド・コントロールの意味がわかります。ある意味かなり残酷なラストなのですけどね・・・。うーん、不完全燃焼だ。

「人間なら多かれ、少なかれ、みんな何かに失格しているものじゃありませんか?」

『マインド・コントロール 心理分析官 加山知子の事件簿』 2003.9.10. 和田はつ子 角川ホラー文庫



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