酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年08月08日(日) |
『QED 〜ventus〜 鎌倉の闇』 高田崇史 |
妹・沙織の策略(?)で、タタルと鎌倉散策を楽しむことになった奈々。沙織は、タタルの薀蓄から仕事に活かせるネタを盗もうと思っていたのだが、タタルが説いた‘本当の鎌倉’とは・・・。
いいくにつくろう鎌倉幕府。私のなんとなく知っている鎌倉幕府時代のイメージが、タタルくんの薀蓄によりことごとく撃破されてしまいました(笑)。歴史って見る角度からこんなにも違った表情を見せるのだと感服します。参っちゃったなぁ。しかし、鎌倉麦酒を呑みたいなぁ。それが一番の感想かも・・・。 春に高田崇史さんが岡山に取材にいらしたのですが、次のQEDは舞台が岡山になります。そのネタふりも物語の最後でキッチリされていました。あの楽しかった珍道中がどんなふうにタタルくんに撃破されるのか(笑)今からものすごーく楽しみなのでありますv わくわく。
歴史たちは、いつも私たちの目の前にいる。物も言わずに、ただじっと腰を下ろして。こちらが問いかけるまで、彼らは口を開いてはくれない。だから自分たちから行動を起こさなくてはいけないのだ。そうすれば彼らは、思ってもみなかったような豊饒な時を目の前に広げてくれるー。
『QED 〜ventus〜 鎌倉の闇』 2004.8.5. 高田崇史 講談社ノベルス
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