酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2004年07月25日(日) 『転落』 永嶋恵美

 ほんの一瞬だった。ボクが油断した瞬間に荷物をかっぱらわれてしまった。白昼堂々と人通りもあると言うのに。行くあてもなく彷徨っていたボクはどんどんとホームレスとなっていく。そんなボクに興味を示した少女がいた・・・。

 うーん(困惑)。まずはなにもかもが簡単に展開しすぎてる感じを受けました。この物語の事情ならばもっと重く暗く残酷になり得るだろうに残念だなぁ。ページ数も中途半端だし。人の悪意について描かれているのですが、深く掘り下げればもっともっと面白く空恐ろしかっただろうに、と思いました。

「悪意のこもった沈黙くらい、暴力的なものはないからね」

『転落』 2004.7.8. 永嶋恵美 講談社




酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu