酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年07月19日(月) 『太陽の塔』 森見登美彦

 京大五回生、しかも休学中の森本は自分を袖にした元カノ水野さん研究に余念がない。それはストーカー行為ではない(と森野は言い張る)。自分を袖にした水野さんという女性を観察し研究しているのだ。仲間の男どももパっとしない。妄想ばかりで生きている。なのに世間では「京都の女子大生は京大生が奪って行く」と言っているらしく愕然とする。そんなものは都市伝説だ・・・

 京大生が書いた妄想青春グラフティ。ファンタジーノベル大賞受賞作なのですが、なんでも選考会では、「美点満載、文句なしの快作!」「一番強烈で一番笑いこけた作品」という評価だったそうな・・・。え、えーっと・・・言葉を見失う私。
 とりあえず最後まで読みきりましたし、なんとも珍妙な持ち味があるとは感じました。でもこういうグズグズしたタイプに嫌悪感を持ってしまうので、周りの反響ほど素直に受け入れなかったですー。しかし、どこらがファンタジーやねん(怒)。

「せっかくの酒を、飲めない人間に飲ませるなど愚の骨頂」

『太陽の塔』 2003.12.20. 森見登美彦 新潮社


 



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