酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年07月18日(日) 『禅定の弓 鬼籍通覧』 椹野道流

 O医科大学法医学教室で解剖した老人の焼死遺体は火災の前に死んでいた。そして火災付近で頻発していた動物虐待。ミチルと伊月が解明した真実とは・・・

 やっと出ました。鬼籍通覧。やっと出たけれど・・・椹野道流さん、このシリーズに苦心されてるのかしら。伊月が登場したときにもなんとなくそう感じていたのだけれど、今回も話の流れに(短い割には)息苦しい感じがしました。しかもこの事件の真相はおおまかなことは早い時点で読めます。たまたま関西でこの手の虐待が頻発していると聞いていましたから、なんとなくわかってしまった。うーん(悩)、どんなに待ってもいいからズッシリした鬼籍通覧を読みたいと思ったのが本音ですね。ライトなテイストは奇談シリーズにお任せって感じなのですよ。
 より重厚なものを求めすぎなのかもしれませんね。面白いことは間違いないですよん。

「そうそう。適度に煩悩まみれで、適度にバカで。百パーセント清らかなんてつまんねえのは、神様にお任せっすよ」

『禅定の弓 鬼籍通覧』 2004.7.5. 椹野道流 講談社ノベルス




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