酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年05月30日(日) 映画『ENOUGH』

 ダイナーでウェイトレスとして働く美しいスリムは、自分を賭けの対象にしていた男から救ってくれたミッチと恋に落ちる。建設会社を経営するリッチで優しいミッチとの結婚。かわいい娘グレースが生まれ、スリムは幸福の頂点にいた。しかし、ある夜、ミッチへの不審な呼び出しが浮気相手だと気付き、ミッチに抗議をする。そのスリムを待っていたのは、豹変したミッチの暴力だった。
 スリムはミッチの元から逃げ出すのだが、どこまでも執拗に追いかけてくるストーカーと化したミッチ。そしてあの運命の出会いすら、ミッチの策略だったと知ったスリムは決意する・・・。

 優しかった旦那様が豹変し、暴力でねじ伏せようとする。それは女性にとっては耐えられない屈辱。この物語のミッチは浮気もやり放題、でもスリムと娘は手放したくない。そこが屈折していて怖いところ。女性を自分の従順な隷属物として扱う感覚はわからないなぁ。
 この映画の見どころは、ジェニファー・ロペスが選んだ最後の決断。もうまさしくラストは圧巻です。あんなことをされたのだから、いいとか悪いとか無視して、スリムの決断を指示します。賢い選択と言えます。女をなめるんじゃねー。



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