酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年04月29日(木) |
『鬼神伝 神の巻』 高田崇史 |
あれから半年。天童純はタイムスリップさせられた平安時代のことに思いを寄せていた。「人」と「鬼」の確執。それは純が知っていると思っていた史実とはまったくかけ離れていた。鬼の娘、水葉はどうしているだろう。そんなことをつらつら考えていた純はまたしても平安時代に呼び寄せられてしまう。そこでの純の役目は? そして純が知る真実は?
これは本当に子供たちに読ませてあげたい。とてもいい物語で私は目頭が熱くなりました。純も水葉もいい子だなぁ。 どうして鬼は桃太郎に退治されなければならなかったか? この解明がこう落とされるとは脱帽でした。天童純の正体もうまいこと考えられていて吃驚。まさかアナグラムになっているとは思わなかった。純が自分の命よりたいせつなものに気付いた時、純は少年からおとなになったのですね・・・。いい男になるだろうなぁ。 鬼の巻と神の巻をあわせて再読しようと思います。ミステリー・リーグにふさわしい物語でした。超オススメv
「おい、おまえ。もう遊んでやれなくなっちゃうかもしれないけれど、ひとりでもしっかりやれよな!」
『鬼神伝 神の巻』 2004.4.27. 高田崇史 講談社
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