酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年04月25日(日) |
『黒と茶の幻想』より「第二部 彰彦」 恩田陸 |
「第二部 彰彦」 この旅の企画者の彰彦。幼少のみぎりから主役を張ることばかりを期待されてきた男。しかし、彰彦が求めたポジションは「小さな恋のメロディ」で小さな恋人たちを助けるワルっぽい男の子の役だった。あえて世界の中心にいることは避けて脇役に回る。彰彦が屈折した原因は美しく毒のある姉・紫織だった。奔放で淫乱で弟の動向に目を光らせ続けた姉。そして彰彦が思い出した哀しい過去の謎とは・・・。
陸ちゃんの物語に登場する毒のある悪魔のような魅惑的な女。ここにまたひとり登場しました。彰彦の美しい姉・紫織。不思議なものでこういう女性は欲しがるものは手に入らないから闘志を燃やしてどこまでも執着する。そこに恐怖が生まれる。彰彦の哀しい謎の解明。うーん(涙)
『何が起きても、私のことを理解しようとしないでくれますか』
『黒と茶の幻想』より「第二部 彰彦」 恩田陸
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