酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年04月13日(火) 映画『ダークネス』

 40年前、スペイン郊外の森で7人の子供たちが行方不明になった。そのうちの一人の少年だけが発見されるが、彼は興奮し錯乱し手がかりは得られない。そして少年は記憶を失った・・・。
 40年後、アメリカからある家族が引っ越してきた。マークはアメリカでの生活に心のバランスを崩しかけていた。マークの父は医師として働き、マークの妻メアリーはそこに勤めるようになる。娘レジーナは自分だけでもアメリカに帰りたいと願い、メアリーと衝突する。メアリーの冷たい言動に傷つくレジーナは弟ポールの異変に気付く。買ってもらった色鉛筆で首を切られた子供たちの絵ばかり描くのだ。暗闇を怖がるようになり、なぜだか首の周囲に痣をつくるようになった。
 この家はなにか変だ、レジーナは恐怖の原因をボーイフレンドと探る。家の売主も不動産屋も架空の人物。やっとたどり着いた設計士から、今の家は霊力を集めるように設計されている恐ろしい家だと知らされる。しかも40年の皆既日食の日、たったひとり行方不明から生還した少年が父親マークだったことを知る。40年ぶりの皆既日食の日はもうすぐ・・・。

 『アザーズ』と言い、この『ダークネス』と言い、スペイン発のホラーは正統派ゴシックホラーと言う感じ。妙なスプラッタ的恐怖を盛り込まない。お上品な感じとでも言いましょうか。建物が悪魔を呼び寄せる設定って難しい。でもありそうだから何度でも使われる設定なのでしょうね。そう言えば、悪魔封じのため建て増しを今でも続けている妙な豪邸をテレビで見たけれど、あれって逆に悪魔たちの格好の棲家となりそうだなぁと思ったものでした。暗闇もまたホラーの永遠のテーマ。本当に暗闇にはなにかが蠢いている気がするし、人間の根源的記憶ルーツになにかが刻まれているんだと思う・・・。
 面白いか、面白くないかと聞かれると返答に困っちゃうんだけど、レジーナを演じたアンナ・パキンがよかったv さすがオスカー女優。あんなに若いのに。



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