酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年03月20日(土) 映画『六月の蛇』

 りん子は電話相談室でさまざまな人の相談に乗っている。ある日、「死のうと思っている」という男の電話を受ける。鼻にかかったセクシーな声でやさしく対応するりん子。しかし、美貌の若妻りん子は潔癖症の夫に触れてもらえない。夫の心がわからない。なのに他人の心は理解している・・・。りん子は自分で自分を慰める。その写真を連写して写され送りつけられた。送り主は死にたいと言った物しか写せないカメラマンだった。一緒に送られてきた携帯電話の指示でりん子は世にも恥ずかしい行為を強いられる。だが、同時にその行為は殻に閉じ込められていたりん子をより美しく解放するのだった・・・。

 すごーくエロいです。そして好みなエロさっぷり。主演の若妻を演じた黒沢あすか(さんだったと思う)がかなりいい。殻に閉じ込められたお堅い女教師ふうもセクシーだし、墜ちていく顔つきの妖艶さたるや生唾もの。なにより声がたまらなくいい。見た目が絶世の美女ではないにもかかわらず、超いい女系です。ぞくぞくぞく。
 この映画は、ベネチア国際映画祭受賞作品であり、イタリアで大絶賛だったそうです。恥辱的行為を強いられ、快感に転じ、解放される。ありそうです。セックスが全てとは言いませんが、とても大事なことだと心も身体も感じています。満たされる行為は必要不可欠。

 六月の雨が世界をを濡らし、欲望の蛇が青い都市に放たれる。



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