酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年03月16日(火) WOWOW『恋愛小説』

 宏行は法学部4回生。仲間の卒業旅行の誘いに渋っていた。彼女の浮気が原因で別れたことが原因。彼女も旅行には行けないと言っているらしい。ある日、電車の中で2回生の時、宏行が《透明人間》とあだ名をつけた聡史から声をかけられる。聡史は、宏行に遺言書の作成アルバイトを依頼。豪邸に独りきりで住む聡史のもとへ資産鑑定のため宏行が通い始め、ふたりは少しずつ打ち解けていく。ふと宏行が聡史の恋愛について訊ねた時、聡史は自分の宿命と哀しい恋愛経験を語るのだった・・・。

 小さな頃から、自分が愛する者達が次々と死んでいく。自分を《死神》と呼び、人とのかかわりを一切断った男。そんな男が恋をする。ピュアで美しくやんちゃな女性に。愛しくてしあわせで・・・それでもまた神は彼の手から彼女を奪い去っていく。今度は病死で。そんな哀しすぎる男に友情を感じた男は、彼の企てを阻止する。そして階段から転がり落ちて・・・。
 泣けました。たったひとり愛する人が病死しただけでボロボロだった私には、過酷な宿命を背負った聡史の心がよくわかる。もう誰も愛さない。でもひとりは寂しい。辛い辛い恋愛物語でした。

WOWOW『恋愛小説』



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