酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年02月13日(金) 『幻夜』 東野圭吾

 雅也の父が借金苦に自殺。通夜で叔父に借金返済を求められる。父の保険金から借金を返済する旨を約束。その明け方、未曾有の大地震に見舞われる。瓦礫にうずもれる雅也の家の工場。下敷きになり死んでいると思われた叔父が動いた。思わず叔父の息の根をとめた瞬間を、目撃されてしまう。その女性が雅也の運命の人・美冬だった。ふたりはどさくさに紛れ東京へ。のし上がっていく美冬の陰で、美冬のために献身的に尽くす雅也・・・

 うーん、面白かったです〜。かぶりつきで読んでしまったと言う感じです。野心に燃える美しい女性というのは、もしかすると東野圭吾さんの好みなのかな。映像化をものすごく意識されているような物語でした。かたや美冬のために尽くす男・雅也。これがまたいいオトコなんです。こんなオトコいないわ〜。
 『白夜行』を読んだ時も、衝撃的でした。もう4年以上前に読んだことになるのですね。あのヒロイン雪穂も美しい人だった。・・・と言うか雪穂と美冬って同一人物? この疑問を解消するために『白夜行』を再読してみないと。

「自分のできることは全部したって感じがしたの。逆にいえば、できない限界も見えてきた。今のままじゃだめ、変わらなきゃいけないと思ったわけ」

『幻夜』 2004.1.30. 東野圭吾 集英社 



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