酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2004年02月09日(月) |
『ストレート・チェイサー』 西澤保彦 |
あたい、ビーバー。“あそこ”っていう意味よん。むふふふふ〜。<トムズ・キャビン>ってレズビアン・バーで出逢ったフォウンちゃん(仔鹿)とパンプキンちゃんと意気投合。れろれろに盛り上がっちゃった。あんなことやこんなこともしちゃったわ。パンプキンちゃんってば、もろあたいのタ・イ・プ。でもパンプキンちゃんのしっかり娘エミリイに言わせれば「そうとは知らずにレズビアンバーなんかに入ってしまって眼を白黒させるようなねんねちゃん」(p274)ですって。ヘテロなのね。ああぁーん、ざぁ〜んねぇ〜んっ。ま、それはそれとして酔っ払ったワタシタチはトリプル交換殺人をやろうなんて話題になっちゃった。パンプキンちゃんことリンズィの殺したい相手は上司ウェイン・タナカですって。セクハラでもされてるのかしら? やだわぁ〜。男って。・・・それがね、数日後に本当に起きちゃったの。パンプキンちゃんのオフィスで殺人事件が! まっ、まさか本当に・・・。 やぁ〜ん、ヤスヒコ・ニシザワっててクセモノよねぇ〜。優しげな風貌しておきながら。あれは詐欺よ。詐欺。物語は謎がいっぱーい。あたいの頭悪いけどあまりにも見事におさめられるピースにくらくらきちゃったわ。なんと言ってもラストのたった1行に酔いも醒めるわよ。涙で・・・。さ、もう一度酔いたいから、はじめから読み返してやるわ。勿論大好きなバーボンのストレートとチェイサーを交互に呑みながら・・・。 ・・・なんて、あらすじ紹介と感想を登場人物のひとりビーバーちゃんふうにやってみました(笑)。魅力的な人物やとんでもなぁーくやな奴が出てきますが(西澤先生の本骨頂)、私はこのビーバーちゃんが一番好き。そんな訳でビーバーちゃんになりきってみて楽しかったです。しかし、これを400字以内におさめる作業はきつかった。西澤保彦ファンクラブ非公式版でこの本の紹介文をただいま募集中なんです。西澤保彦さん大好きっ子としては参戦せにゃなるめー、と頑張ってみましたが、タカタカ先生(高田崇史さん)の紹介文のうまさと簡潔さに打ちのめされています。闘わずしてズタボロにされている、みたいなー(涙)。当たり前ですよね。敵はプロの作家さんですものっ! でもまぁ拙いながらも自分らしい攻め方ができたんじゃないかなと思っています。えへへー。
呼吸困難になったみたいに、しばらく喘いでいた彼女は、今度は簡易キッチンへと行ってコップに水を汲んできた。その“追い水”(チェイサー)とストレートを交互に口に含む。
『ストレート・チェイサー』 2001.3.20. 西澤保彦 光文社文庫
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