酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2003年12月01日(月) |
『ゴーストシステム』 長江俊和 |
津田楓は頭の良い美少女。しかし憧れだった名門お嬢様学校へ高校受験で入学して、学校では微妙ないじめに遭っていた。ブルジョワのお嬢様がたには庶民で美しく聡明な楓が気に入らないらしい。その上、楓に近頃、おかしなメールが届くようになった。それは受け取ると必ず自殺してしまうというメールだった・・・。
これはどうやら映像化されたもののノベライズらしいです。受け取ると自殺してしまうメールと言う設定はおおいに好みなのですが、問題のゴーストシステムなるものについては理解不能。そんなむずかしいシステムを登場させなくても、都市伝説系怖さでひっぱれるように思いました。ただ、恋愛関係にあった男に殺されそうになった零子(本当の意味でのヒロインかな)の心情は理解できます。ちょっと零子の結末は気の毒すぎました。
「人はいつか、誰でも死ぬからです。死は誰にでも訪れる。そして、最新の科学を以てしても、“死”は回避することが出来ないし、死後の世界を解明することも出来ない。だから、人間は“幽霊”や“心霊現象”を恐れながらも、それに惹きつけられるんだと思います」
『ゴーストシステム』 2003.11.10. 長江俊和 角川ホラー文庫
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