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ヤプログに切り替えてみました写真附ミニ日記** 
奇特な方はドウゾ。隱し前略プロフィルにて生々しい,珠恵の生態が知れます。
当方は,Myエンピツは,非通知設定です。
残念ながら,追加してもらった人の日記は,更新される毎に読んでいます(照)探さないでください★



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│←私が死んだ理由と、感謝を込めて。許せなかった人と。→│

 自殺未遂に至った理由を書かなければならないと、皆に伝えておきたいと、
そう思ってきたけれど、
人を傷つけてしまうかもしれないので、
この理由は私の中だけでとどめておく事にします。
そして、勝手ながら、理由を話さない代わりに、
この日記を読んでいるであろう私がどうしても許せない人に、少しの詩を、
贈らせてください。


 まず、
昨日書いた日記の、入院中に書いた事柄には続きが在ります。

***
 もう2年前になってしまうのか。
ここ、救命救急センターへの一度目の入院は。
時期も今頃であった。原因は交通事故。
あの時、初めて太宰の本を手にし、『人間失格』を
2日か3日掛けて、線を引きながら、読んだ。それまで、
私、正直言って、死ぬなんて考えることは
とても愚かなことだと思っていた。本というモノを、
一度も読んだことのなかった私は、みるみるうちにそのヒトツ一つの言葉に
魅了され、表現を覚えようとし、線を引き、繰り返し唱えた。

私のこの2年間、いや、きっとこれからもずっと、あの時読んだ
『人間失格』という小説を
背負って生きていくのだろう。しかし
この2年間は、また、違うものだった。
それまでの私を一変させ、翻弄し続け、私の中に居た文学者は、
何処かへ去ってしまった。
そうして、この地で静かに眠っている。


 絵も描けず、曲も作れず、本も読まず、スポーツもできず・・・
何も取り得のない私が、自分を表現できない私が、一般の私が、
人生すべてにおいて、薄い・浅い・軽い、そんな私が、
 やっとのことで行き着いた場所であり方法だった。自分を表現できる方法。
私はずっとそれを知らなくて、照れ笑いや恥ずかしさで隠しては穴に自分を埋めていて。
私に書くことを与えてくれたのは、人間であるという証拠から。


生きていたくないのは、何かの気持ちの欠如が産み出した何色にも染まらない結末で。
私は生きつづけなければならないとmustであるのは、
命が疲れたと言う、その瞬間まで生きつづけようと思ったから。



 1人で走り抜けて、つまずいて転んだら、カサブタにしてしまえばいい。
蒼い朝を迎えることができたから、擦り剥けても歩けるような気がする。
悩みは絶えることを知らず、泡のように浮かび上がり、卵の殻のように固くなる。
でも、私はこの瞬間を受け止めて息をしているのだと思える。
それは、風が吹いている証拠ではないか、嬉しすぎることじゃないか。
悩みに押し潰されそうになりながら、もがいて・もがいて、
せいいっぱい息をしようとすることが人間らしい。

先に書いた、私の中に居たある文学者は、死んだ。
だから私はもう、ただの「私」でしかない。
今までの如く、文章、いやこの日記は
面白くスリリングなものではなくなるかもしれません。
それをこの日記に望む方の期待には添えないと思います。
これから先、自分が健康へ近付いていっても、昔の自分を忘れることはないでしょう。
手首を切っていた私、薬を飲んだ私、暗闇に怯え・泣き続けた私。
とても苦しい決意ですが、それは固いものです。
私は、もう二度と手首(両腕も)切りません。
突進し続ける獅子のように、これからは生きていかなくてはいけないと。

***


↑ ★投票釦。メッセージ。これからも私を応援してくださるという親切な方は、どうぞ続きを読んでください。昨日の日記へ90票、ありがとう。涙


そうして、申し訳ないですが、或る人へ、想いを連ねた詩を。

どうしても許せなかった貴方へ。


 教えてよ
どうして私が?
今になってしまったの?
紛れもない愛が、私たちの心に触れたけど。

私は自分がお墓のベッドに消えゆく運命にあると知ってる。
誰が裏切っても、
後をつけても、
私には関係ないの。
笑いなさい。

鏡のカーテンを
この腕に残る精一杯の力で
ほどいて、
引き裂いた。

もう、何者でもない。
もう死んだんだ。もう、死んだの。
手は震えない。
復讐しても良いのよ。
判りきったこと。
弁護士を頼んだならそれでいいわ。
でも絶対許さない。
頼んでもムダよ。
いいわ、解ったわよ。
私、復讐を思いついた。

私、疲れたの。
疲れた。


あなたなんか欲しくない。
あなたも私のことなんて
ずっと、何も




殺すのよ。

一時間後に電話してきて。



 あの皐月が私の前から消える。朝になるとカレンダーが捲られていた。
6月の風が見える。
本当は、
私の居ない間、私のことを日記に書いてくださった日記作家さんの日記に文中リンクを張りたい、
お礼として。
そして、昨日、私を日記にて批判してくれた人の日記も。
でも、迷惑だと想った。私のようなものからの好意等は。

母は、私が入院している間、ずっと横で寝てくれていた。
病院は、孤独と戦わなければならない場所だと想っていたから、
とても心強かった。病床に、オムツと一緒に
色鉛筆と筆ペンを持ってきてくれていた母の機転の良さを、私はこれからも
忘れないだろう。
日頃笑わない母が、
笑点や、さんまのでているテレビ番組を見て高らかに笑っていました。
私はとても嬉しくなりました。

§2003年05月31日(土)§

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