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2005年01月10日(月) リンダリンダ

(2004/11/28鑑賞分です)

主演のふたり、と、言わせてもらいたい。山本耕史さんと、ソフィアの松岡さん。
非常に、非常に、楽しいお芝居でした。もう、スカッとさわやか、コカコーラです。

お話の内容は、正直言いまして、普通です。複雑でなし、かといって単純でもなし。
お芝居っぽい感じの、突拍子のない話、と言えば、それまでですが、
自分としては、この後どうなるのか? というワクワク感は、きっちりありました。
えぇ。要は、すっごい、引き込まれていた、っていうヤツです(笑)
アレくらいの単純さと複雑さが、芝居なれしていない自分には、ちょうどよかったです。
下品ネタ連発には、少々、引きましたけが。


話の内容は、おいておこう。語りたいことは、別にある。

二本松でも思いましたが、山本耕史さん。本当に、背が高いです。
それだけじゃない。足も長い! 長い! なっがーいっ! 

ほぼ、完璧に近い、そのシルエット。
網目の大きい、すかすか系のセーターを、ざくっ! と着て。
もう寒い時期で、別段、薄着、というワケでもないのに。
なのに、なのに、はっきり感じ取れる、あの胸筋(うふっ)
オマケに、あの長い足が、適度に太くて、男らしいし、色っぽいんだよ!

アレは、役者としては、宝物です。
勿論、ご自身の日々の鍛錬の賜物でしょうが、その体。
それだけでも、舞台上では、かなりの存在感。

白すぎる肌は、複数の役者の中で、ひときわ目立つ。
大きな体が、男らしさ、そして、山本耕史ここにあり、と主張している。
上着のそでから、ちらちら見える、手首の太さまでもが、男らしい。
勿論、その大きな手も、どきどきするほど、男らしい。

ほんと、びっくりする。
個人的には、好みの男性のタイプではない、山本耕史さんだが、
それでも、ものすごい、ひきつけられる。素直に、かっこいい、と、思える。
いわゆる木村拓哉型の、一発でわかりやすいかっこうよさを持った、男性なのでしょう。
顔、体格、声、動作、雰囲気。
正直言うと、木村さんにはまだ及ばない気がしますが、若いですからね。
あと数年経ったら、どんな男になるのかと、ものすっごい、いやらしい目で楽しみです。

あぁ、そうそう。芝居に関しては、うまいに決まっているので(笑)
安心して、ストレートに楽しめました。
話の内容も、少々下品なことを除けば、どうなるのかなぁ?と楽しかったです。


ソフィアの松岡さん。黒沢監督のお孫さんと結婚されて以来、耳にするのは初めて。
どんな方なのか存じませんでしたが、きれいな方でございました。
で、てっきり、お若いのかと思いきや、1コ年上でいらっしゃいました。
ものすごい、びっくりしました。うそぉ!です。

松岡さんは、本職が音楽ですから、演技は?といえば、どうなのでしょう?
自分はさして気にはなりませんでしたが、山本さんと比べると、確かに、違います。
それが、彼の持ち味なのか、演技力の差なのかは、自分にははっきりしません。

しかし、そこはミュージカル、本職の音楽。この時ばかりは、松岡さん。
ダントツ!で、光ってました、目立ってました、客席、魅了していました。わぉ!

客席のひとりひとり、しっかり目を見ながら。
コンサートなら、うれしいことも、観劇の着席中では、こちらが恥ずかしくなるほどに。
ものすごい、見てる、見てる。大きな目で、ひとりひとり、見てる。
更に見ている時間、なっげぇ〜。前から4列目。舞台上からは、ちょうどいい目線位置。
ばっちり、松岡さんと、アイコンタクト。すごいサービスだよ、この人。


あぁ、いやだ。じゅりちゃん、初対面の人に、恥らっちゃうよ、ホレちゃうよ。

歌っている姿が、かっこうよくて。
さすが、人気バンドのフロントマンだと。マイケル・モンローみたいで、驚いた。
これは、本職のステージも拝見したくなる、かっこうよさです。
当然ですが、お歌も抜群!に、お上手でございましたよ。おほほほほほ。



話の内容は、正直、それほど複雑ではない。
単純に、楽しい、おもしろい、すかっとする。
主人公の気持ちだとか、そんなことは、この際、演者に任せきりで。
観客は、無責任に楽しみまくり。面白ければ笑うし、拍手する。

最後は観客も立ち上がって、ほとんどコンサート(笑)
でも、いい。楽しいから。

お芝居も楽しい。お歌も楽しい。見てよかったぁ!と、思える時間、お芝居。
心になにか残るか?と問われれば、さぁ?だが、でもかまわない。

こういうストレートな楽しさがあるっていうのを、忘れてた気がする。
アングラ系の、意味不明のバカ騒ぎじゃない。
シンプルなストーリーで、そして面白く楽しい。

見に行ってよかったです。とても楽しかったです。

終演後、これは何か書かなきゃ、と、ロビーでがりがり、感想書きました。
あんまり書く人、いないですよね。さっさと帰っちゃう。
でも、こんなに楽しませてもらったからには、なにか返さなきゃ、って思った。

そんな衝動に駆られるのも、初なこと。
非常に、非常に、楽しかったです。ありがとうございました。



追伸

この自分の衝動により、あることを知る。

例えば、自分のサイトのBBSは、書き込みしにくい掲示板。
これは、本当に言いたくなったら、人は垣根を飛び越えてくる、と信じているからだ。
だから、気軽に書き込んでね、とは、絶対言わない。
気合を入れて、飛び込んで来い、が、管理人からのメッセージだ。

そして、小説等の感想。あれもこなくて当たり前だと思っている。
別に自信がないわけではない。自信がなければ、公開しない。
途中で”もういいや”の人は、絶対感想は送らない、いや送れない(笑)
でも最後まで読んでくれた人は、必ずなんらかの感想は持ってくれていると思っている。

けれども実際は、読んでくれた人の1割が感想をくれれば、いいほうだ。
それでも、不満のある作者の方も、いるだろう。
でもそれは、絶対伝えたい!というところまで、読者の人がいっていない、
そこまで持っていける力が、その作品にはなかったのだ、ということだ。

勿論、感想が書きにくい作品、というものはある。
自分も、自作のstory10に感想なんか、なんて書いたらいいかさっぱりだ。
感想が書きにくい作品、というのは、作者も自分でわかるだろうから、
そこのところは、さっぴいて考えなくてはいけない。

人は飛び込んでくる。それをさせるのは、こちらの力が肝心。
感想がこない、と嘆く前に、引きずり込んでやる、という意気込みも大事だ。

リンダリンダを見て、つくづく、そう感じた。
あの二人からは、観客を強引に自分達に引きずり込む強い意思と、その力を感じた。

”ぐだぐだ言う前に、しっかりベストをつくせよ!”

そう副長に、怒鳴られたような気がした。



追伸2

局長!慎吾ちゃんが来ていたよ!って、後で知る、すまFANふたり。

だってぇ〜!! 慎吾ちゃんの方が、ずっと後ろの席だったんだもーん!
後ろ見ても、ダレがダレだか、わかんないんだよー!

しかし、すまメンバーに気がつかない、すまFANふたりって、コレどうよ?



追伸3

山本耕史さんの足にすがる、お巡りさん。
が、手に持っていたドラムのスティックが、山本さんの股間を、つんっ!と、直撃!!

ぴょこっ!と、飛び上がる、山本君(笑)

舞台上は他のことで大騒ぎ状態だったので、皆は山本さんに注目していなく、
話の流れにも、ぜんぜん、影響はないのですが、でも、じゅりちゃんは、
おまわりさんがすがる、山本君の脚を、なげぇな、とか思いながら見ていたので、
ちーん!な場面を、モロ見! モロ見、はっきり、見!

うそっ! 山本君が、股間に、ちーん??

じゅりちゃん、実は、アタマ真っ白。
いやコレが、すまさんなら、見慣れた光景、って感じなのですが、
山本耕史さんだと、なんだか恥ずかしくって恥ずかしくって、照れてしまいました。

なんでなんだろう? すまさんならOKで、山本耕史さんは恥ずかしい?
それって、わたしの中で、すまさんは既に男じゃないの?
山本耕史さんが恥ずかしいなら、すまさんにだって恥らおうよ、自分!

気がつかなかった・・・。
すまさんばかり見ていたので、そんなもんだと思っていたら、
山本耕史さんでは、恥ずかしがるじゅりちゃん。

ものすごい、新発見。かなり、びっくり。
山本耕史さんでこうなら、これが山南さんだったら、どうなる?自分???
かなり想像つかないけど、堺さんだって男である以上、そういうことは、あるはず。
いや、絶対、ある。すまさんで、あれだけあるんだから、絶対、あるっ!!!


頭の中は、ぐーるぐる。けっこう衝撃的なシーン。

”ううっ。副長のチン事なんて・・。新撰組を見て、気を入れなおそう”

日曜だったので、新撰組はHDDの中。
おウチに帰って、早速、再生!!

”歳・・。その格好は、どうかと思うのだが・・・”

なっ!なんと!洋装土方登場! かーっこいいぃぃぃ!! と、思ったが。


”小便はどうやってするんだ?”

その問いに、うれしそうに反応する、山本土方。
一日に二度、山本耕史さんのチン事を目にするのは、かなりのショックです。


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