私の彼女。
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2007年05月22日(火) それぞれの道。

この日記のタイトルも変えなきゃかな。
そもそも、ベタだな・・・。今さらだけど。

土曜日、彼女と一緒に買い物に行った。
一緒に住んでいれば、彼女は勝手に私の服を着て行ったりしてたんだけど、今は着るものが全然なくて、しかも一人じゃ服を買いにいけないと言うので(笑)。

彼女と一緒に買い物に行くとおもしろい。
彼女は特に靴の試着?が苦手で、自分の足がへんだとか言って、一人でお店の人の前で靴を脱いで、はいて、鏡の前に立つことができないらしい。
ま、私もパンツとかの試着で、お店の人の前に出るのとか結構苦手だったりするので、その気持ちもわからなくはないんだけど。
で、私がいるとなんとか試着できるみたいで。
そんな時にはいて気に入ったものは、2足買おうとする。
今回はなんとか阻止したけど。
もう試着できる機会はないかもしれないから・・・って。
土曜日、彼女がはいてたのも、なんとかそんな苦労を乗り越えて少ないチャンスに買ったお気に入りのブーツで(暑い、暑い・・・)、でもかかとのとこがはがれてきちゃってて、たまたま通りかかった靴の修理やさんでなおしてもらったら、それを異様に喜んでた。
そんな簡単に修理ができるなんて思ってなかったらしい。
そうやって買った1足の靴を毎日毎日履くので、痛むのも早く、その靴が履けなくなると、買いに行けないのに、どうしようって・・・悩みだす。
ホントにおもしろい。

彼女は、今、男の人と暮らしている。
もうすぐ結婚する人で、確かにかっこよくはないけど、頭の悪い人ではないし、優しいし、何より彼女が怒って、わめこうがさわごうが、決してきれることはないし、彼女が出かけることに対しても何も言わない。
GWはずーっと家をあけて、大阪に私と一緒にバレー見に行ってたし。
でも、一見自由で、言いたいこと言って、「結婚」という社会的な安定も手に入れて、幸せかと思いきや、やっぱりそんなに簡単なことではないらしい。
とにかく相手の人にイライラして、ものすごくきつくあたってしまうらしい。
どんどん自分が嫌なヤツになっていく・・・と苦しそうに話していた。

でも、私は、こっちの友達がみんな口をそろえて、うまくいくはずがないという、恋愛感情のない「結婚」を、そんなに簡単に無理だよ・・・とは言えない。
「結婚」というものが、私達にどれだけ確実な社会的立場を与えるかも、
どれほど親を喜ばせ、安心させるかも、
そして、自分がどれだけ生きやすくなる手段であるかも、痛いほどわかっている。
彼女があれだけ頑張っていることを、無理だよ、なんて一言で、決して否定なんかできない。
弱いとか、逃げてるなんて、簡単には言えない。
ホントは、私のとこに戻ってきて、また一緒に毎日笑って生活しようって言いたい気持ちもたくさんある。
私達は、きっとそれ以上のものはないって、お互いによくわかってる。
でも、私はそれを絶対に口にはしない。
彼女がどれだけ頑張ろうとしてるのか、よくわかってるから。
ドキドキするような、熱い恋愛感情じゃなくても、人として尊敬でき、信頼でき、家族として大事に想える人と、子供を作って、家族を作る、そんな自分の幸せを一生懸命作ろうとしてる。
それの何が間違ってるだろうか。
何も見つけられない私よりずっと立派だと思う。

はぁ。結局彼女のことを書いてしまった・・・。
日記のタイトルはこれでいいのかもしれない。


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