みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年07月31日(水) 系統を同じくする二つのもの

すぐに差が開きやがるのがみやにっき。
またか,また過去日記なのか自分。
めーげないめーげない。

今日はお休みをいただいたので,さくっと書いちゃいますもん。


31日。長かった7月もやっと終わりです。

早朝族なわたくし。
妹も無理やりたたき起こして,ラジオ体操を敢行することに。
朝食の支度をし終わってからラジオ体操という,健康極まりない生活。
(相変わらず眠れていないだけなのだが)
(しかも妹がやたらに蹴りやがる)
ラジオ体操第2が,どうにも記憶が怪しい感じがします。
力いっぱいやるとちょいと汗ばんで気持ちがいい。

おにぎりをにぎってお昼にもっていきます。

この日はあんまりに暑かったので,とうとう妹をプールに入れた。
(日直ではないので,職員室を離れても大丈夫)
子どもたちに混じって,楽しげに泳いでおりました。
水がたっぷりあるそばにいると,僕もなんとはなしに涼しい。
ぱちゃぱちゃ。
ぱちゃぱちゃ。
無闇に水に飛び込まなくなったのはいつからなんだろう。
きっと自分は水の生き物なんだろうと思っていたのに。
陸地に上がって久しいよ。
自分から出掛けていかないと,入っていかれもしないんだ。

そんな僕は小学生の頃は水泳教室に通っていたのでした。
スイミングスクールというより,体力をつけるための水泳教室。
あまり泳ぎが得意でない子が多かったので,25m泳げる僕は上級者クラスでした。
クロールと背泳ぎしかできなかったけれども。
夜に近いあたりの時間にレッスンだったので,ガラス窓の外は真っ暗だった。
レッスンが終わって自由時間,もう終わりの時間で照明が落とされて。
窓からの街灯の光が水底まで沈んでいく。
僕は水の生き物なんだろうと思ったよ。
肺の空気を少しずつ少しずつ少しずつ吐いて。
体の重みで沈んでいく自分が。
水の生き物なんだろうと思ったよ。
手足がいっぽんいっぽんでばらけていくんだ。
いっとう低いところまでほどけていくんだ。
あんなところにおつきさまがいて,さあ。

ぱちゃぱちゃ。

水際は日差しが強いので,ちょっとくらくらしました。
あとはちょこっと仕事をして。
おにぎりを食べて。
妹に宿題をやらせて。
算数の,小数点のある割り算の教え方,忘れちゃったなあ。
掛け算もあやしいなあ。
(こんな僕は小学校の教員免許ももっている)
(幼稚園から高校まで一通りもってるんだよん)
(自分がいろいろ教えてもらいたいくらいだ(泣))

帰りには近所のちいちゃな水族館にでかけた。
最近新しく氷の部屋ができて,にぎわっておりました。
氷点下20度というのはなかなか寒い。
貸し出されたコートを着ても,鼻やら頬やらがきんきんと固くなった。
氷漬けになったおさかなたちを拝んできた。
ああ,時間がずいぶん前に止まっているんだね?
終わっているのとは違うのかな,それって。
葬られもしない君たちはいつまでそうして飛んでいるの。
ここはずいぶんさむいね。
さむいね。
冷たい部屋だったから,妹と手をつないで,こんにちはとさようならをした。

ここのコーヒーソフトはとってもおいしいんだよ。

そのままぶるるんとドライブをして帰る。
疲れ果てさせてさっさと寝せてしまおうという魂胆。
しかし運転している僕のほうがよっぽど疲れているという。
ぐったりです。
ぐすん。

せっかくの夏休みなのだから,もっとゆったりしてもいいかもな。
本を読んだり絵を描いたり,鉢植えの植え替えをしたりして。
妹が何年も前から,僕の家に来るたびに必ず同じ漫画しか読まないなんてことに。
いちいちいらだったりしないで。
他にもいっぱい本はあるのにな,何年も何年もそればっかり読まなくてもいいじゃないか!
彼女の背中が「その後の僕」を拒絶しているような錯覚に捉われる。
もちろん,そんなことは考えていやしないのだろうけれども。
ささいなことにいらだったり,しないで。

夜も寝苦しいので,扇風機を出そうと思う。



今日のタイトルは岩波国語辞典より「姉妹」。
姉と妹。女のきょうだい。
「女のきょうだい」ってなんだか不思議な日本語だよねえ?
さあ,8月のタイトルはどうやってつけようかしらね。



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ん…。
なんか。
普通。
と思います。

映画どうしよっかなあ…。


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