みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年07月29日(月) 胸がすくような感じを与える盗賊。

今日も暑い。
朝9時の段階で30度を超し,僕の住んでいる土地にしては猛暑です。
35度に届かないくらいの夏でいいです,僕。
東北を出る気はないぜ!ないぜ!ないぜ…!

上から下まで北国の人間ですから。


29日の日記です。
こんなに最近のことを書くなんてとてもひさしぶりな気がします。

この日から妹と一緒に出勤です。
僕の家は僕以外にはねずみしかいないので,小学生を一人で置いておくのはしのびない。
人見知りが激しい彼女はなかなか元気よく挨拶ができなかったけれども。
みんなに「おねえちゃんにそっくりだねえ」と言われてまんざらでもなさげ。
自慢に思われるおねえちゃんでありたいと思う今日この頃です。

んでもって夏休み帳を僕の家に忘れてきており。
(ここらへん姉とそっくりだ)
しょうがないので,絵日記を描かせていた。
僕が手に汗を握りながら運転している姿を一生懸命描いていた。
シートベルトを丁寧に描く。
よっぽど,僕が「シートベルト!」と騒いだのが印象に残っていたらしい。
シートベルトをしない人間を隣に乗せてたまるものか!

学校の中を案内したり。
体育館の遊具で,うちの学校の子たちに混じって遊んだり。
(夏休み中,保護者監督のもとに体育館は開放している)
子どもたちが帰った後の体育館でバドミントンをして遊んだり。
なんだか姉妹ぽいですよ?
一緒に職員室でおにぎりを食べたりして,仲睦まじさをアッピールです。
いや,仲睦まじいんだけどね。

子ども連れということで,早めに帰っていいとの許しを得た。
(いいのか…)
なので,海岸沿いをずっと走り,小さな水族館を見に行く。
そこでは定置網にひっかかったマンボウを飼育しているのだ。
初めて間近で見るマンボウに,彼女は満足した様子。
しかし僕はあれを「かわいい!」とは言う気になれんなあ…。
目が,目だけがこっちを見ていてこわいんだよおおお…。
あとは隣接の海水浴場の砂浜で,貝殻やら石ころやらを拾って遊んだ。
牡蠣殻のかけらは虹に光るので美しいです。
あとは延々と山道を走って道に迷ってとんでもない悪路に迷い込んでみたり。
カエル37号の腹が傷ついたんじゃないかと心配でならない。
最終的にはなんとか家に帰ってこれてよかったよかった。
「今日も生きて帰れたね!」
なんという名言でしょう妹よ。

カレーを作って食べました。

夜は相方をつかまえ,まんが喫茶に入らせ。
無理やり,こないだ描いた絵の数々を見せる。
気に入ってもらえた。嬉しい。嬉しい嬉しい嬉しい。
「見に来てよかった」と言わせるなんて嬉しいじゃないか。

(相方,某家でおそうめんいただいて帰ってきたらしい)
(一体)
(僕もおそうめんに変な薬味入れて食べたい(笑))

眠り際に相方と少し話しました。
一日のうち,少しだけ「お姉ちゃん」をお休みする。
そういう時間があってもいいでしょう?



今日のタイトルは新明解国語辞典より「怪盗」。
神出鬼没であったり,手口が巧妙だったりするらしいです。



今日のお楽しみボタンぽちっとな。

↑押すと文章が変わったりのアレだ。
ま,そういう時間があってもよかろう。
お互いに。

「僕がいなくちゃだめなんだ」て思ってもいいでしょう。


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