| 2010年01月28日(木) |
実験室KR-13(ネタバレ) |
気になりつつ劇場で見れなかった作品が、随分早くDVDになりました。 いやあ・・・感想は一言「ご苦労さん」。
途中までは面白いんですよ。
4人の人間を呼び、1人ずつ殺していく。 最後の1人にするその目的は何か? 誰が、どのような基準で選別されるのか? 人間が人間に対してここまで酷い「実験」ができるものなのか? いや、研究者達の手のひらの上で踊らされている対象者の必死な様を、どこか意地の悪い嗜虐性をもって眺めている自分がいないだろうか? 「神」になることへの誘惑を感じる瞬間がないか? 思惑通りに人間が動かせるということへの。
というような、見る側の気持ちを引っ張っていく経過は面白かった。
ヒロインに対しても仕掛けられているのであろう「心理実験」。 「君には失望した」とか言えばプライドの高いこの女は人間性を捨ててでもこっちにつくだろう、と思ったのでは? そもそもヒロインも「観察者」としてではなく「対象」として選ばれた気がする。
とか、いろいろ考える。
しかし、最後に明かされる実験の「目的」ががっかりなのである。 何故なら、戦前の日本は全国規模でこれを実行していた国家だったからだ。 あんな手間隙かけてアメリカ人は、20人に1人の割合でしか「特攻者」を出せないのか。 日本人ならもっと簡単だ。
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