4254.0516の日記

2007年03月03日(土) 非戦。


 今日も仕事。

 寝坊ぎりぎりの感じで出発したけれど、何とかセーフ。


 とにかく、ここ2Wほど、このことばかり考え続けてきて、お風呂の中ですら
 考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え…。
 どんなダメ出しをされるか、かなり恐怖。


 と、思いきや、意外と建設的な指摘しかされなくて、前向きにアイデアを
 出し合うという会になった。
 まとめのところなんて、ほとんどno check。
 やーりぃ☆

 何となく、子どもたちへの見方に信念が出てきたし、確信が持てていることが
 昨年と違うところ。
 自分でも、猛烈に楽しくなってきて、自分自身をcontrolできるようになってきた。

 昨年の書き物を見ると、恐ろしいほどの拙さ。
 文章や構成や見立てが、というよりは、魂そのものがへなちょこ。
 最悪だ。

 2h根詰めて話し合い、その後もわたしは残り仕事を2hこなして、4h経ったところで
 帰宅。
 計4h…無給です。
 あ、かろうじて交通費だけ。


 せっかく都内へ出たので、またまた映画を見に行くことにする。

 『硫黄島からの手紙』

 今までわたしは、戦争に賛成か、反対かと聞かれたら、反対だと思っていた。
 だけど、今日はっきり思った。
 ものすごく、立ち上がって主張したいほど、『反対』。

 戦争は、人間が持っているpositiveな要素を全て奪っていく。
 人に対する希望、とか。
 未来を信じる心、とか。
 物事を明るく捉えようとする心、とか。
 人を愛する想い、とか。
 そういうものを、全て価値のないものに貶める力のあるものだ。

 生きていて、どうせ嫌なことばかりで、死んでしまいたいことだって少なからず
 ある世界で、そういうことを信じられなくなったら、価値を感じられなくなったら
 どうするのだろう…。

 とにかく、戦争から感じたものは、闘争心でも、怒りでもなく、単なる
 『虚しさ』だった…。
 とてつもなく、巨大な虚しさ。

 やっぱり、今日も加瀬亮は健在で、素晴らしい空気感を漂わせていた。
 特に、次々自決していく仲間に続けずに逃げ出そうとする二宮を撃とうとする
 シーン。
 素晴らしい狂気だった。
 そして、真面目で一途なのに、気が小さくて、あっさりと投降してしまった
 ところで殺される清水の文脈が全て含まれたお芝居だった。
 そういう人だっていうことを納得させる。


 とにかく非戦を誓う。


 ここのところ、映画は監督の視点で見ることが多い。
 芝居や配役はもちろんだけれど、何を言おうとしているのかが重要。
 もちろんvisualとしての質も問うけれど、それよりも“信念”が伝わることの方が
 重要。
 何となく絵的にはまとまっているけれど、想いが弱いとか、絵に負けちゃってる
 ってのが一番最悪。


 何だか知らないけれど、気がつけばお金がなくなっていた今日。


 あ、Hikki離婚。
 ありきたりだけど、ものすごい深い深い意味を込めて。
 そして、彼女の果てしない苦悩を含めても、敢えて思う。
 残念です。


 ♪BGM/J-WAVE


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