| 2007年03月02日(金) |
補助なし自転車の練習のようなもの。 |
腰が痛いー…。
今日の仕事は、なかなか気持ちが良かった。 最初会った時と、見違えるように変わってて。 しかも、変わっていることが実感できないくらい、自然な感じで、ものすごい 変わってた。 表情も明るくて、そこに希望があるような顔をしていた。
もうひとりが、何となく重いものを背負っているような感じがして、ちょっと 心配だったけど。
そして、その狭間にいた子どもも、見違えるような顔つきになっていて、驚いた。 ほー、やっぱり見るべきは“顔”だなぁ。
わたしの仕事は、補助なし自転車の練習のようなものだと思う。 押さえて、支えることはできても、実際バランスを取って、漕ぎ出していくのは わたしじゃない。 その人自身だ。
だから、仮にひとりで走り出せて、わたしが手を離せた瞬間っていうのは、 「わたしの助けで、乗れた」なんて思いは毛頭なくて。 「ほー、乗れたー」というのが率直な本音。 自分がどうかというのは、あんまり重要じゃなくて、その人が乗れている そのこと自体がうれしいと思う。 後姿を幸せな気持ちで見送るような。
感謝なんてされたくないし、そうやってひとりで漕いで行けることを楽しいと 感じてくれたら何よりだ。
今日の仕事は、そうやってひとりで少し戸惑いながら乗れている姿を見送れた ような気がする。
仕事を終えると、職場の飲み会へ。 今日は非番なのに。
飲みでも、やたら熱ーい話が飛び出していた。 気持ちはわかるし、少しの頼もしさは感じる。
でも、甘い。
主張したいなら、覚悟をしなければ。 覚悟を決めたなら、叩かれても厭わない信念を持たなくちゃ。 迷っても、貫き通す決意をしなければ。 実現なんてできない。
やっていることのつらさを差し引いても、甘っちょろすぎて驚いた。 年は10も上なのに、考えていることはわたしの3年前くらいのことだ。
よし、まだまだこんなところで止まっているわけにはいかない。 もっと上へ行かなくちゃ。
そして、鋭すぎるY課長は、今夜も健在だった。 すごいなー。 本当にすごい。 すごすぎて、どのくらいすごいかわからないくらい。
帰ると、奈良くんの自伝、『ちいさな星通信』が届いていた。 こりゃまた、どえらい本だ。 寝る前に、ゆっくりゆっくり読もう。
♪BGM/J-WAVE
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