| 2005年09月25日(日) |
金沢・食い倒れ旅行記(その3)。 |
今日はわたしの方が早く起きる。 友人Tよりも。
今日は学会最終日。 いまいち目ぼしい発表がなくて、ピンとこないのが残念。 参加者の質が変わってきていたのか、職に就いたわたしの意識が(残念ながら) 変わってしまったのか…。
昨日友人が、お酒を飲むところのお兄さんに恋焦がれていたのを見て、わたしも 猛烈にあの人に会いたくなる。 今日は会えるのかなぁ。
普段古着三昧で、年より5つはゆうに若く見られるわたし。 若いというか幼いだけなので、全然嬉しくないけど。 だけど、学会やちょっとした発表の時には、少しかっちりとした服を着る。 かっちりしなくてもいいとわかっているけれど、かっちりしてみる。 ちょっとしたコスプレ。 それだけで、見えないものが見えてきたりする。 わたしの知らないものを、わたしに見てくれたりする。
色々見てみたけれど、どれもなんだかうわっつらに見えて、生き抜こうとする 葛藤の実感がなくて残念だった。 研究からは、子どもの姿が手に取るように伝わってきて欲しいし、それに 奔走する研究者の姿勢が見たい。 ちゃんとその人の頭で考えた言葉が聴きたい。 キャリアや地位なんて関係ない、本質的な姿勢そのものを見たいだけだ。
最後の最後に聞いた発表がとてもclearで、わたしの言いたいことをあまりにも うまくまとめてくれていたので、目から鱗が落ちる。 完成形ではなかったけれど、進み行く方向性と、意識の芽吹きは感じられた。
結局、あの人には会えなかった。 縁がないのかなぁ、今は。 残念だけど、それほどがっかりはしていない。 これで終わり、じゃないからかな…。 少しだけ見かけたI先生は、少し前より全然すっきりとした顔つきをしていた。 余計なものが落ちた、simpleな顔になっていた。 元気がなくなっているんでなければいいなぁ、と思った。 我が大将の姿も、初日に見たっきりだった。
疲れもそこそこだったけれど、今日の宿は温泉宿。 金沢の街中から少し走っただけで、あっという間に北陸の田舎道が広がる。 雨が降っていることもあって、物寂しい、静かな静かな風景が進んでいく。 北陸らしいなぁ、と言い合いながら行く。
温泉宿に着くと、あまりにも古びた宿で、「やってしまった???」と思った けれど、中に入るととてもきれいでほっとする。 友人T曰く、「すっごいリフォームしましたって感じだね」。
TVを見ながら、おいしいおいしい料理を食べる。 毎日飲んだ“天狗舞”。 ここでも飲む。 訪れた『湯涌温泉』は、基本的に高級志向で、あまり安い価格設定の宿は なかった。 何とかnetで探して、パックツアーを利用して予約する。 その甲斐あって、少し高い値段の宿は、料理がおいしい!
布団を敷いてもらって、布団でごろごろしながら、TVを見たり、いろいろな 話をしたりする。 そういえば、最近の旅にはいつも友人Tが一緒だなぁ。 体力がないところはあるけれど、一緒にいて全然嫌な思いをしたことのない 人だ。
風呂のシャワーが出ず、大浴場の温泉を体験。 ぬるめのお湯にさっと浸かっただけだったけれど、ぽかぽかといつまでも 温かかった。 風呂上りにビールを飲んで(しかし、もはやビールは水だな、水)、ひとしきり TVを見て、少し話をして眠る。
穏やかで。 ゆっくりとして。 のんびりとして。 平和な一日だった。
<イチモンイットウ> トイ:おいしい秋の食べ物(その1)。 コタエ:栗(食材としてもsweetsとしても美味)。
♪BGM/J-WAVE
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