目覚めると、首筋にじっとりと汗。 東側のわたしの部屋は、朝っぱらから暑苦しい。 早速クーラーをつけて、昨夜途中まで見ていた『バーバー吉野』のDVDを見る ことにする。
この3連休は映画三昧。 『tokyo.sora』。 『打ち上げ花火、下から見るか横から見るか』。 そして、トリは『バーバー吉野』。 邦画ばかり。
すると友人からTEL。 京都に住んでいる友人。 今、こちらに出てきているらしい。
知っていたけれど、知らないフリをして「えぇー」と驚く。
このごろ、知っているのに知らない振りが多い…。
『バーバー吉野』では、“もたいまさこ”が素晴らしかった★ あの普段の穏やかで朗らかな感じと、芝居になるとガラッと変わる感じなんて、 ぶるぶるくるほど好み。
ギャップのある人は、魅力的。 わたしのツボ。
そして主演の男の子もよかった。 何がいいって、声。 試写会での大阪弁もたまらなくよかった。
昼下がりまでだらだらとし、妹宅へ訪れるという母・妹と共に家を出る。
そして、あの場所へ。
外はあまりにも暑くて、昨日一日家で過ごしたわたしの体力では、到底敵わない。 幸い場所もすぐにわかって、あっという間に到着。
久しぶりに会うあの人は、元気そうに思えてほっとする。 少なくとも、あの時の勢いそのままだった。
会場を出ようとして、外に出ると、そこにいた。 あまりに距離が近すぎて、シカトするわけにもいかず、“外で待ってるね” と言い残し、外に出ようとした。 わたしの姿を見つけると、ちょっと驚いたように、体を振るわせた後、きょろ きょろとわたしを見回し、「さくらんぼは?」と言う。 そんなゆるいことでよいのか…。
明らかに、あの人の中で、わたしが根付きつつある…のかもしれない。 それはうれしいけれど、少し怖いことだ。
「持ってきてくれると思った。」 「あれ、破れてきちゃったんだよねー(にやにや)。」 「元気じゃないよー!」 「痩せた?」 そのすべてが、わたしに向けたものだった。
一番衝撃だったのは。 「○○(わたし)ちゃん、前間違いメール送ってきたんだよ。 いつその話を出してくるかと思ったんだけど。」 わたしが確実に忘れ去っていた出来事を、まだ覚えていたこと。 そして、忘れずにいたこと。 事の重さに、驚いた…。
笑顔がいっぱいのわたしたちは、笑顔がいっぱいで別れた。 最後に言った言葉。 「今日2階にいて、目立ってたよ。」 も、わたしをたまらなくさせるにふさわしく、衝撃的に響いた。
なんだか動揺してしまい、And Aに寄って、かばんを買いそうになってしまった。 今の緊縮財政では、到底買えるはずもないのに…。 わけがわからなくなっている。
京都の友人とは、いる場所が偶然同じで、用事が遅くなる友人を待って、 顔を合わせることになる。
待っている間、食事をしたのだけれど、どうにも胃の調子が悪くて、食べられ ない。 あぁ、動揺。 あの台詞たちのせいに違いない。
友人とは、お店の閉店間際に合流。 久々の再会を喜び合い、勢いよく話し込む。 わたしは、直前の揺らぎもあって、変な調子で喋りまくる。
彼は男の目線で、わたしたちの創造的な仕事について語ってくれ、若干年上の 頼れる言葉をくれる。 そうだ、そうなんだ。 わかってるけど、もがく…。
ものすごい勢いでせかされて店を出る。 外に出ると、夏の夜風が気持ちがよかった。 都会のネオンの中で、騒々しかったけれど、やっぱり気持ちがよかった。
伝えたいことを伝える相手がいない。 困った。 これじゃ、堂々巡りだ。
<イチモンイットウ> トイ:参加するLIVEの予定。 コタエ:畠山美由紀“Talk to me some more” ゆず “Go Home” J-WAVE LIVE 2000+5
♪BGM/ハナレグミ AL.『帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ』
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