4254.0516の日記

2005年03月13日(日) 遠いBaliの日々(その4)。


 ウブドへ向かうためハヤオキ。

 今日も朝はのんびりと食事。
 毎日オムレツを焼いてくれるお兄さんの素晴らしい手つきとプロ意識に感動。
 クリームがないと言ったら、本当にすぐに持ってくるよう他の人に指示してくれた。

 バリなのに、このてきぱきさ。
 さすが、Hotelのグレードを表しています。


 バリなので、約束(あまりにも口約束)通りにDaretさんがやって来るか、そして
 時間通りなんて…と思っていたのだけれど、向こうもそう思っていたのかほっとした
 顔つきで再会。


 まずは、『バロンダンス』を見るため、“バトゥブラン”という村へ。

 行く道々、車が止まると一斉に新聞を持った人が窓の外に群がる。
 Daretに聞くと、バリニーズではなく、ジャワからの出稼ぎの人のよう。

 いつもとは違う北に向かう道。
 おばあちゃんの家に行ったような、広大な田舎道が広がる。
 子どもの頃の夏休み、といった風情。

 朝だというのに、そこはもう人がいっぱいで、活気があった。
 ここで始めて、物売りらしき人から“ニイハオ”と声を掛けられる。
 中国人じゃないから…。

 正味1時間のダンスだったけれど、ちゃんと日本語のあらすじをもらっていたので、
 何がどうかというのがよくわかった。
 レゴンダンスのような踊りを踊っていた向かって左の踊り子さん。
 最初に登場した猿の演者。
 最後に登場した味方役の演者。
 何人か素晴らしい人がいて、踊りって素敵☆と思った。

 バロンの顔がなんともまるまるしくてかわいかった。


 本格的にウブドに向かって走り始める。

 途中Daretの案内で、銀細工、絵画など何軒かのお店を回るが、どこに行っても日本語の
 話せるいやらしい店員の店ばかりで、友人とふたりうんざりする。
 最後に木彫りの店へ…と言うので、ご辞退申し上げた。
 ただ、いく道々寺院の話やお祭りの様子、生活習慣や人々の様子などを話してくれて、
 何だかバリの生活観が香った。

 そして、英語に苦労を感じなくなってきて、色んなことを積極的に聞けるようになる。
 お互い母国語じゃないせいで、難しい単語を使わなくてすむし。
 なぜか、友人との間に挟まって、通訳のようにもなってしまった。

 友人と協議の結果、ウブドではのびのびと動き回りたいので、しばらく自由時間を
 もらうことにする。
 Daretも了承。

 その前に、“テガララン”というライステラスを見学に行く。
 あまりにも緑が壮大で、ふうーと息をつきたくなる場所だった。
 のどかで静かで、緑しか見えないところだった。

 子どもの物売りが、ものすごい勢いで売りに来て、何だか心苦しかった。
 仕事で会っていた子どもにとてもよく似た顔をしていた。


 ウブドで待ち合わせ時間を決め、いざ街へ。
 うだるような暑さと、傾斜のきつい坂道。
 そして、ものすごい勢いで犬に遭遇する街だった。

 最初に腹ごしらえをするべくcafeへ。
 初めてのインドネシア料理。
 わたしはナシゴレン。
 そして、やはりバリコーヒー。
 暑いのに。
 友人はナシチャンプルー。
 そして、“no ice”のスプライト。

 適度に辛くて、ちょこちょことおかずがあって、楽しく食べた。
 時折、ものすごく怖い顔で、「おいしい?」と店員さんが聞きに来るのがおかしかった…。

 ウブドの街は、わたしたちの買い物欲を満たしてくれるのにぴったりの街で、
 細々とかわいいものを売っている店がたくさんあった。
 店に入ると、店員同士が爆笑しながら話をしている場面に何度も遭遇して、楽しそうに
 仕事してるなぁと思った。
 日本じゃ、きっと怒られるなぁ。

 わたしは特別に欲しいものはあまりなかったけれど、友人はバロンのお面を猛然と
 探していた。
 友人の影響で、ガムランボールにはまってしまい、母へのお土産と自分の分を購入。
 店頭で一目ぼれした絵も、値切りに値切って、おばちゃんに嫌な顔をされながら
 買ってしまった。
 友人の買い物まで、口を出して値切った。

 おいしく小洒落たcafeでお茶をして、待ち合わせのモンキーフォレストへ戻る。
 まだまだ買い物し足りないくらいだった。
 結局、モンキーフォレストには入らず。
 でも、外で何匹か猿が見れたから良かった。
 いかにもこわそうだった。
 奈良公園の鹿にも嚇され、えさを奪われている私は、これでよかった気がする…。

 そして、ウブドを後にする。


 そして、Daretの父がやっているという木彫りの店をどうしても見てくれ!と言うので、
 見るだけだよ、と言って寄る。
 きっと、これも提携なのだ!と思いつつも、Daretがかわいそうだったので。
 歩き回ったことと暑さにやられてしまって、言葉少なに岐路につく。

 木彫り店では、友人がちょうど買いたいものを見つけたようで、Daretの面目躍如。
 インドネシア語と、日本語でものすごい裏のかき合いをした挙げ句、しぶしぶ値切りに
 応じてくれる。
 ごめんなさい…Daret。

 思い切って犬のことを聞いてみると、全て飼い犬だとのこと。
 Daretも3匹飼っているよう。
 え、あの犬たちが…。
 あいつら絶対人間と同じだと思ってる、自分たちのこと。

 そして、電車のないBaliの主な交通手段はバイク。
 子どもから大人まで、日本なら轢かれかねない運転でそこら中を走り回っている。
 なんでも免許はいらないらしい…。
 乗れるようになった時が乗り時みたい。


 今日最後の予定は“ケチャックダンス”鑑賞。
 Daret曰く、「100人もいるケチャは邪道」とのことで、バトゥブランに戻って本場の
 ものを鑑賞。
 “20〜25人くらい”だと言っていたが、40人以上はいました。

 先入観を持ちたくなかったので、説明書きは読まずに鑑賞したのだけれど、ひたすら
 「ケチャ・ケチャ」と言っているあのサウンド自体がものすごく好きで、そのリズムに
 魅了された。
 細かいストーリーはあるのだけれど、それを差し引いても、わたしはあの独特の
 サウンドが好きだ。
 最後の方のfireダンスの火の始末をしている男の子が素敵だった☆


 最後は、Daretのお薦めのお店に(提携だとわかっていつつも)、夕飯を食べに行く。
 客は旅行者のみ3組。
 ま、予想通りかと思いつつ、インドネシア料理を堪能。
 友人の頼んだ“ソトアヤム”がおいしかった。
 そして、さすが旅行者向け、ステージでダンスも見せてもらって、写真まで撮った。
 割と堪能。

 そして、Hotelまで送ってもらって今日の旅は終了。

 だいぶ色々なバリニーズに接してきたけれど、Daretは控えめで親切な上、どうしても
 日本人に対していやらしい商売根性を出せない人のいいところがあったので、ちょっと
 淋しかった。
 いろいろ思惑があって、ごり押ししたいところもあっただろうが、やっぱりどこか
 品があった。
 最後に写真を撮ってDaretと別れる。


 明日はいよいよBali最後の日。
 思う存分買い物に狂って、最後にスパをやって帰る予定。


 <イチモンイットウ>
 トイ:好きな街。
 コタエ:原宿(表参道から青山にかけてを歩くのが最高)。


 ♪BGM/Jazztronik AL.『Horizon』・『七色』



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