| 2005年03月11日(金) |
遠いBaliの日々(その2)。 |
『ニュピ』の日。
今日はバリの暦で元日に当たるニュピの日。 この日はバリヒンズー教の教えに従い、現地の人は外出、火や電気の使用、音を 出すことが禁じられている。
なんと空港も閉鎖され、この日の飛行機の離発着はなし。 わたし達も、このために出発を一日早めた。
Hotelは政府から許可を得て運営しているという折り紙つきの静寂の日。
今日は1日Hotelから出られないので、到着翌日の一日をのんびりと過ごすことにする。
目を覚ますとam9:00。 昨日はライトアップされて、幻想的だったHotelの庭が緑で息づいている。
すごい…。 思わずテラスに出る。 表情が全然違う。
ゆっくりと支度をし、ビュッフェstyleのレストランへ。
朝からあまりにもたくさんの種類の食べ物がたんまりある。 そして、注文に応じて作ってくれるオムレツが絶品☆ フレッシュフルーツのジュースや、特製のパンなどおいしすぎて、にこにことしながら 食事をする。 天井も高くて、テラスから一続き、壁のないレストランはとても開放的。 coffeeまでしっかりと飲んで、お昼近くになって席を立つ。
終わってスパの予約をしに行くが、皆同じことを考えているのか今日はいっぱい。 別日でゆっくりと予約を取り直すことにする。 せっかくの時間をせかせかと過ごしたくない。
部屋に戻って、その広い広い庭を探索しに行く。 プールも広くてきれいだし、(出られないものの)private beachは遠く遠く続く。 こんもりとした緑が深く深く息をして、密度の濃い空気が辺りを取り巻く。
日本では見たことのないような形状、色をした花がそこここにあって、花好きの わたしは夢中で写真を撮る。 陽射しはどんどん強くなるけれど、植物の息遣いと、海からやって来る風邪それほど 暑く感じない。
素晴らしい庭だ…。
部屋に戻って水着に着替え、プールに繰り出す。
バカンス気分満点の初老の男女(西洋人)がプールサイドを陣取り、場所がない。 友人が見つけてきてくれたベットに寝ていると、フランス人らしきご夫人に声を 掛けられる。
場所を横取りしてしまったよう…。
英語で話し掛けられるも、ほとんど言いたいことが言えず、「sorry」を連発させて その場を去る。
仕方がないので、beach近くのbarへ。 パラソルをさしただけの、野外bar。
Baliに到着して、興奮状態だったわたしと友人も、ようやくその場に慣れる。 最近の恋の顛末や仕事への熱い気持ち(具体的な話やグチなどではなく)、生き方や 考え方などつめたーい飲み物を飲みながら話す。 友人と深く深くつながっていく感じがする。 風とゆっくりした空気感が、どんどん気持ちを開かせる。
Hotel内は「ice OK!」だったことにほっとする…。
ひとしきり酔いも醒め(酒だった…)、プールサイドがあき始めた頃再びプールに移動。 それぞれ泳いだり、眠ったり、風に吹かれたりする。 友人は熱心に文章を書いていたようだった…。 私は友人に笑われるほど殺気立ちながら泳いだ。
海からやって来る風が肌寒くなった頃、部屋に戻る。
夕食を食べようとレストランに移動するも、さすがニュピ、Hotel内の照明が暗すぎる…。 必要最低限のところにしかついておらず、階段が見えない。 レストランのテラス席はキャンドルのみで、ほとんど食べ物が見えない。 なぜか隣同士に座り、外人の女の子を構いながら、気の済むまで食事をする。
部屋に戻る廊下から見たBaliの空は真っ暗で星だけしかないようだった。 暗い暗い静寂に包まれるようだった。 真摯な気持ちになる暗闇だった。
部屋に戻って待望のMTVを見たり、大量に持参してきたCDを聴いたり、ばなな“なんくる ない”を読んだりする。 そうこうしている間に友人は就寝。 つーんとした部屋の中で、ひとり起きていると不思議な気分になる。
到着翌日が今日のような日でよかった。 身もこころもBali時間に慣れていく…。
<イチモンイットウ> トイ:主催しているblog。 コタエ:3つ。
♪BGM/J-WAVE
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