4254.0516の日記

2004年11月27日(土) art探索。


 うちの職場に実習生が来ている。
 というか、次から次へとわんさか来る。

 わたしも去年は実習生だったし、どんなに大変だったかを知っているから、なるべく
 力になれたらいいなぁと思っている。
 いつもろくに話せもしないけど…。

 たまたま昨日話す機会があったので、少し話をしてみた。

 就職を控えて、仕事の話をしていたら。
 いきなり。
 だしぬけに。

 「給料いくらですか?」

 と、聞かれた。

 失礼〜〜〜!
 あまりのことにびっくりしてしまい、あんぐりしてしまう。
 躊躇もなく、遠慮もなく、普通に聞かれたのがなおさらだった。


 今日は友人とart探索。
 “名嘉睦稔”&“蜷川実花”の二本立て。

 最初は東京駅近く、睦稔さんの常設ギャラリーを訪れる。
 “海のふた”で堪能した作品たちも、そこらじゅうに展示されている。
 じんわりとした色使いも、生ならでは。

 ギャラリーで説明してくれたきれいなお姉さんも、本当に作品と作家を愛していて、
 こちらの話に面白いように答えてくれ、素晴らしい時間だった☆
 ものを愛している人が、ものを売るって大切なことだ。
 思わず欲しくなる…。

 睦稔さんが版画を始めたのは35歳の時のこと。
 版画をやりたいのではなく、『生きるすごさを伝えたくて』版画をやっていること。
 その心意気が同じで、睦稔さんの魂のこもった版画に囲まれてその言葉を聴いたら、
 思わず涙が出そうになってしまった。

 まだまだ諦めてはいけない。
 可能性の窓は開け放しておこう。
 そして美しく、気高いものを信じて生きていこうと思う。

 一緒に訪れた友人と共に、「しっかり働いて、来年くらいには絵を買おうね」と
 言い合う。


 そこからてくてくと歩いて、茅場町のギャラリーに移動する。
 なかなか見つからなくて、国家権力に尋ねたり、コンビニで女子高生風の検索を
 したり。
 何とかたどり着いて、写真を見る。
 しかし、歩いた歩いた。
 いい有酸素運動だった。

 わたしにとってのニナガワの良さは、作りこんだ感じだと思う。
 外人の子どもとかを、さりげなく撮ったりしているけれど、何か届いてない感じを
 受ける。
 毒々しく撮った栗山千晶のほうがよっぽどいい。


 帰りに渡った“霊岸橋”の下の川を覗くと、おびただしいほどのかわいいカモが
 同じ方向に向かって泳いでいた。
 まるまるとして、あまりにもかわいい。
 しばらく見ていた。


 そして高田馬場まで移動して、酒を飲む。
 小さいcafeで、静かで、つまみもsimpleでおいしかった。
 のんびりのんびり飲む。

 どうしていつもこんなに話すことがあるのか?というくらい、話したいことが尽きない。
 いくら話しても足りない気がするし、どんなことを話しても大丈夫な感じ。


 結局彼女は趣味で、わたしは物質摂取だということがはっきりした。


 終電間近になり、大慌てで店を出る。
 今日は全て無料で、飲み代も安くて、いい一日だった☆

 携帯を開くと、かわいい誘いのメールが来ていて、またまたわたしを困らせる。
 そして、変わり果ててしまった関係性の友人と、あの頃に戻ったような話をする。
 あの頃あんなに同じだと思っていたものが、今となってはこんなにはっきり違う
 ように思える。
 仕方ないけれど、やりきれない。


 <イチモンイットウ>
 トイ:朝起きて一番にすること。
 答え:赤いカーテンと窓を開けること。


 ♪BGM/J−WAVE



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