初めて家主と共に目覚める。 起こされたのは父からの電話だ。
そこから私と友人はしばらくごろごろ眠る。 しっかり者の家主は起きてあれやこれやをやっている。 電車組の友人がやってくる時間帯になって、活動を開始する。
冷房がキライ。 ダイキライ。
夏の暑さに体力を奪われて、集中力や記憶力などの低下が甚だしいのだけれど、 それでも暑い方がいい。 身体がのびのびする。 空気や湿気を欲しているのがわかる。
友人宅でも、気がつくと冷房の効いていない部屋に移動して、夏の空気と音を楽しんだ。
宙ぶらりんになっていた丹沢旅行は結局中止になる。
私は、人がどのように振舞おうと選択をしようと、割に寛大な方だと思うのだけれど。 それを人に求めてくることに関しては、態度を硬化させる。 ことに、私に対して無意識的に求めることには拒否的になる。
正面きって頼まれたことに対しては、誠心誠意応えたい。 でも本人は無自覚で、その上その事態を収集させようとする意図のもとに発言して いるような人は、仲間でなければさようならだ。
仲間であってもぎりぎり。
やることもなく、話すことも中途半端になったので、外に出かける。 行く先はなんと“カラオケ”。
今まで大学時代から一緒だったのに、これまでカラオケに一緒に行ったことはなかった。 人前で歌うことは緊張するから、得意じゃない。 これだけ慣れ親しんだ、裸すら知っている仲間であっても、初めてのことは恥ずかしい。
今回はちょっと楽しみ尽くせなかったなぁ。 みんながみんな調子が悪かったのだろう…。 ちょっとつらいことがあった。
気の置けない仲間だからってことに胡座をかいて無理をせず。 これからも楽しく付き合うために、加減するべきところは加減しよう。 みんなそれぞれ、いつもいっしょってわけにはいかないと思う。
恋だなぁと思う…。
不意に口ずさんだ“家族の風景”の続きが聴きたくてたまらない。 そのために(大きなきっかけとして働いた)CDまで買ってしまった。 あなたの声ではないけれど、あなたが口ずさんだ唄を聴きたくなった。
自分でははっきりわかっているのに。 人にわかるように伝えられない。 それが恋だと友人に言われた。
それにしてもやり方が汚い。 ここまで来るとホラーだ。 貞子だ。 卑怯者はキライ。 人の弱みにつけ込んでくるやつはキライ。
負けない。
♪BGM/ハナレグミ AL.『音タイム』
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