4254.0516の日記

2004年07月16日(金) 戦友。


 目が覚めると、恐ろしいまでの腹痛…。
 生理痛だ。

 AM5:00頃に目覚めてしまい、吐き気すらもよおすほどの痛み。

 今日ばかりは仕事を休もうかとも考えるが、こんな日に限って予定がぎっしり。
 休むなんて言い出せない…。

 そんなことを考えながら、再びうとうとしていると、ばななのエッセイの影響か、
 友人の影響か、出産の夢を見た(きっと痛みは一緒)。
 そして、無断欠席の夢も見た。
 “あー、遅刻ぅ…。”とはっとしていた時に、目覚ましが鳴る。


 これほどまでに重いと、薬も対して効かないけれど、何とか仕事ができるほどには
 回復。


 色んなきっかけで思い知る。
 自分の見てきたものがどれほど本物だったか。
 本物の素晴らしさ。
 偽者のいかがわしさ。

 いつも誰かのせいにして、いつも誰かにいい訳をする人生はうんざり。
 どれほど苦しくとも、どれほど理不尽でも、そのことを自分にひきつけて、自分の
 こととして考えられる人になりたい。
 今のところはそれを目指して進んでいるつもりだ。


 忙しくて慌ただしくて、金曜日の幸せを噛み締めるひまもなく、1週間の仕事が
 終了。
 今週は、あまり心待ちにするような予定もなく、いろいろ言いたいことがあった私は
 ちょっと残念。


 仕事が終わると、気になるメールが2通。
 ひとつは大好きな友人Sから。
 ひとつはうふふなメール。
 何度か読み返す。

 Sからのメールは、少し深刻そうだったので、すぐに返信してみる。
 でも、私の中では心の引っ掛かりを残しつつ家に戻る。

 家に着くと昨日と同じように、大粒の雨。
 時間も回数も昨日と全く一緒。
 しばらく車を降りられず、仕方なく雨やどる。


 …とSからの返信。


 思い立って、Sの家の方に向かう。
 家から1時間ほどの道のりだ。


 Sは滅多に弱音を吐かないし、弱音を吐く時は本気だ。
 何ができるとは思わないけれど、繋がった縁を信じて、何ができるかできないかを
 確かめに行く。


 Sは過剰適応の魔法が解けて、ようやく現実に目が向いた感じだ。
 今まで暗闇の中を、不安でも恐怖を感じても、たったひとりで必死に突き進んできた。
 今になって、そのことを“怖い”と言えるようになった。

 私も、今まで色々なところで戦ってきて、時に人と争って、自分もくたくたになって
 ここまで来た。
 だから、今この時期にそう思う気持ちは理解できる。
 だけど、自分だけがそういう状況にいるわけじゃない。
 そう思えるようになるかどうかは、その個人にかかっている。
 へらへらしているように見える私だって、負けそうになる自分と、意識の低い周囲の
 人々と闘っている。

 顔を覆っていたSから、ふいに大粒の涙が零れ落ちた。
 私は“大丈夫?”と声をかけることもなく、“キレイに泣く人だなぁ”とひたすら
 ぼんやり思っていた。


 生きたいと本気で願う人から、神様は命を奪うことはないと信じたい。
 もしくは、きっとサインが出るような気がする。
 そのサインを常に真摯に受け止めようとする意志があれば、きっと自分の命を守る
 ことは可能だ。


 そして、不意に来たメールのタイミングのよさ(悪さ!?)に、背筋が凍った。
 お前は貞子か。
 呪い付きだった。


 何となく帰りがたくて、24時間営業のファミレスに移動。
 そこからはげらげら笑い、いつものように仕事や生き方について語り、恋愛について
 グチをこぼす。


 一体何しに行ったんだ…私。

 まぁ、いいや。


 間違いなく戦友で。
 私のことを自分以上にわかってくれていて。
 彼女がいることで、人生というものがまんざらじゃないような気持ちにさせる。
 生きているうちに彼女に出会えてよかった。


 辺りがしっかり明るくなって、ふたりでぼんやり店を出る。


 『今いる場所でできないことは、きっとどこへ行ってもできない。』
 その言葉はあえて口にしなかった。
 でもきっと彼女もわかっていることだろう。
 そして、あえて口にしなかった私も想いすら、伝わっていることと思う。

 あまりの眠さに事故りそうになる。
 何度も。
 もう肉体が精神によって制御される時代は終わった。
 身体は正直だ。
 そのことがうれしい。


 ♪BGM/J-WAVE



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