4254.0516の日記

2004年07月03日(土) 不自然な当たり前。


 昨日から憂鬱。
 きっとこれから起こることが予測できるからだ。
 そして、予測できるそのことを回避できない自分の弱さに、だ。
 少しでもウソが混じっていると、途端にそのことを口にできなくなる要領の悪さに、だ。


 約束はお昼。

 険しい顔でコンビニに向かう。
 いつも通りみたいな顔で、車に乗り込む。
 間なんて一瞬たりともなかったって顔で、助手席に迎える。
 不自然な当たり前。


 球場までの道は混んでいて、田舎暮らしの彼は驚き不安になる。
 でも、まわり道にもいらいらしないその態度が、私にとってはたまらなく嫌だった。
 予定時間を少し回った頃に、何とか到着。


 久々に来た野球観戦は、あっという間に昔を思い出させる。
 そういえば、どんな話も野球にたどり着くほど、野球漬けだった思考回路。
 私も少なからず影響された。


 どうにも見慣れた人がたくさん。
 こういう規則性のもとで、gameが進んでいくことが好みなのかなぁ。
 数字がたくさん出てくるし。
 驚かないけど、あそこにもここにも、と。
 あまりの多さにおかしくなりそう。

 土曜日の球場は、子ども達もたくさん来ていて、昔ながらの応援団風のおじさんと
 仲良く野球談義をしたり。
 アイスを奢ってもらったり。
 応援の仕方を教わって、同じように応援していたりした。


 地域ここにあり!という感じで嬉しかった。
 今ではなくなった下町のつながりのようなものが、そこには感じられた。


 ふたりでいると、ふたりでいる時間はあの時のままのように思えて。
 でも、私は確実に前に進んでいて。
 いつも。
 あなたのその健康さを愛し、たまらなくいらいらした。

 戻りたいと思うのは、未来を感じられないからだ。
 そこに留まるわけには行かない。
 私がいるのは“今”だから。
 “あの時”と同時進行でバランスを取ることはできない。


 眼を見て話さなかったことだけが、ささやかな抵抗。
 私の“今”について、あなたが聞いてくれるのを待っていた。
 でも、あくまでもあなたはあなたのままで、不自然なままに過ぎ去る時を当たり前に
 受け止めていた。


 そんな簡単な決意なら、あの時心を決めたりしなかったはずだ。


 ♪BGM/Mr.Children AL.『シフクノオト』


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