| 2004年03月12日(金) |
NY時間。(その2。) |
NY2日目。 NYの日付は3/13。
2人とも時差ぼけのせいか、何度も寝起きを繰り返し、目覚めたのはam8:00頃。 私は何度も夢を見て、何度も目を覚まし、ろくろく寝れていない。 昨日のひどい食事のせいで、すっかりからになった胃の中へ、日本から持ち込んだ ぬれせんを流し込む。
目覚めて初めてやったことはMTVをつけること。 何気に楽しみにしていたAmericaのTV。
今日は精力的に観光に乗り出す。 Midtownを中心にミュージカル観劇までこなす予定。
安全だと教えられたSubwayに乗って、Uptownを目指す。 Metrocardは無事買えたものの、乗り場がどこかわからない。 NYの地下鉄はアルファベットで“M”などと示されているのみで、どこからどこへ 向かうのかがとてもとてもわかりにくい。 地図をよく確認して、気合一発地下鉄へと乗り込む。
一体どこが駅名なのか。 どこを見れば線がわかるのか。 環境が一歩変わっただけで、大いに混乱してしまう。 (英語力のなさはもちろんのこと。) 結局方向が違っていることがわかって、改めて乗り場を目指す。
何とかかんとか迷いつつ、とりあえずTimes squareに到着。 一歩地上に降り立つと、溢れんばかりの電飾とビルの海。 そしてNYらしい厳しい寒さだった。
向こうの人の接客は、本当に怖いほどの愛想の悪さで、腹ごしらえを兼ねて入った店の レジのお姐さんも多聞に漏れず威圧感たっぷりだった。 お手軽早いはずのFast foodでもあたふた…。 ひとまず食べれるものがあって良かった。
こんなに寒いのに、こんなに風が強いのにみんなあまりにも薄着。 コートの上にショールまで羽織っている私は、どこからどうみても冷え性のアジア人。
Timessquareの街並みを“ほぉー”っとしながら通り抜け、まず向かったのは 『ロックフェラープラザ』。 ツリーはないけれど、昔からTVで見ていたスケートリンクで子どもから素敵な大人の couplesまで、それぞれの休日を楽しんでいる。
買い物をしつつ、昨日とはうって変わった都会の刺激に振り回される。 次に向かった『エンパイヤステートビル』では、待ち時間の間お酒を飲んだかのような 気分の悪さで、吐き気すら催す。 ようやく展望台に着く頃にはぐったりして我慢できなくなってしまい、友人を尻目に 売店の隅に座り込んだ。
親切な目線を送ってくれた黒人さん…ごめんなさい。 あなたの香水がきつすぎて、通り過ぎてしまいました。
改めて刺激の処理をコントロールできない自分を思い知る。 昨日から目にするもの、聞こえてくる言語、習慣を含めた振る舞い方、口にする 食べ物…あらゆる五感で感じられる刺激が大幅に変わってしまった。 適応しようとするあまり、制御がきかない私の特性上、大幅に自分の中に取り込んで いたのだと思う。
つくづく無理がきかない…。
でも、直前に飲んだミニッツメイド(あまりにも日本とは別物の味)にやられた という感じもしなくもないのだけれど。
日本では行儀が悪いと冷たい目線を送られかねないけれど、この国では目線向ける ことがない。 だって、売店の売り物の棚に座って休んでいる人だってたくさんいるくらいだもの。 床に座って休むくらいどうってことないのだろう。
調子を整えつつ、日本では既に消えてしまった『ダンキンドーナツ』でひと休み。 村上本フリークの私たちには目からうろこ。 感激のあまり写真すら撮ってしまった。 相変わらず食べ物を断固拒否する姿勢を示す私の胃。 お腹すいてるのにぃ…。
私の調子の悪さを鑑みて、時間ぎりぎりまで休む。 そして今日最後の予定、『オペラ座の怪人』を見るためTimes square周辺に戻る。
話の筋が追えるように、日本語の翻訳の機械をレンタルする。 全文を訳してくれるわけではないけれど、何もないよりはずっと良かった。 でも、おじさん…これ多分Spanish…。
所々笑いのつぼなどわからないところはあったけれど、唄も舞台装置も踊りも本当に 素晴らしい★ 演劇が好きな人たちがたくさん集まって、Topを目指してるんだなぁと思った。 “飯を食っていくぜぃ”という心意気を感じたし、華やかな世界を目指す人たち を堪能した。
ろくに食べ物を受け付けてくれない胃と相談して、劇場近くの“吉牛”でTake outする。 思ったよりも安くて、迷った挙げ句クラムチャウダーをorderした。
NYの町は安全とはいえ、深夜遅くまでいるのは少し不安。 地下鉄ではもう帰れない時間。 初めての体験と、Yellow cabを止めようと2人で必死になる。
土曜日の深夜、Times squareにいる人たちみんなが“Yellow cab”目指して、 がつがつしている。 途中までは恥ずかしさもあって、遠慮がちに手を上げていた私たち。 30分ほど経ったところで、そんなことでは一晩中泊まってくれないと気づき、目を ぎらぎらさせながら訴える。
だから、ウマでは帰れないんですってば…。
最後の手段として、近くのHotelの前に陣取り、帰ってきたお客さんを下ろした後 の cabを狙う。
止まったーーーーー!!!!!
最後は、会計をしている人を引き摺り下ろさんばかりの勢いで、cabの前に立ちはだかり、 慌てて乗り込む。 感動の瞬間だった★ 結局1時間…ようやく帰宅の途につく。
吉野家バンザイ★ 日本では口にしたことのなかった牛丼の味を、異国の地でこんなにありがたいと 思うなんて…。 日本で牛丼が復活した暁には、絶対食べるぞ!
Virginで買ってきたCDを早速かけて、持ち込んできた本をのんびりと読む。
あぁ、文字通り刺激的な一日だった。
♪BGM/J−WAVE
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