近い将来に恍惚の人になってしまうのではないかという日々を暮しているから・・・テレビのドラマを見て感動するというか心に残るセリフをすぐ失念してしまう。
いつも心に残るのは主人公が人生に挫折したときや困難な状況に置かれたとき、その母の存在がまた頑張ろうという力を与えてくれるという場面。 母の笑顔や母の何気ない言葉やそして母の手料理など。 それらがいつもドラマの主人公を再び前に向かって歩みだすきっかけとなるのだ。 そんなドラマを見るたびに私は涙し、そして私はそんな母だろうか・・・という思いにかられる。 自信は全然ないし、子供たちに改めて聞いてみるということもできないでいるけれど、そんな時やはり13年前に亡くなった私の母を思う。
母の世代は先の戦争を経験しているから今の私たちには想像もつかないような困難を乗り越えてきた。 そして母の死後、叔母から聞いた母の苦労を思うと私なんぞいかに甘ちゃんで楽な人生を歩んでいることか、とつくづく思う。
来週は春の彼岸に入る。 またお墓参りに行こう。
節くれに 膏薬貼りて 我が頭 撫でし母の手 いつも冷たき
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