愚痴日記

2010年10月26日(火)

毎年のことだけれど 正倉院展開催中の奈良はけっこうな混雑だ。

修学旅行や遠足、それに旅行社のツアーの人たちとかスゴイ。

私も朝から並んで正倉院展に行く。

それにしても今年の目玉の 『螺鈿紫檀五弦琵琶』は素晴らしい。
私は蒔絵とか螺鈿の細工物が大好きなので見とれてしまう。
でも 最近はすぐに疲れてしまって 『なら仏像館』まで足を伸ばす元気がなくなっているのだ。

午後からは 某大学の先生の『平城京時代の下級役人と奴婢』という講義も聞くことになっているから、体力を温存しとかなきゃ(ご大層な・・)
でも これは面白かった。
木簡からいろんなことが分かるそうで
腰痛とか下痢でしんどいから休みをくれとか
物を盗まれたて市まで失せ物を探しにいくから休ませてとか
奴婢が逃げたから代りの奴婢を寄越せ、とか。

私があの時代に生きていたなら きっと奴婢の身分だろうから
ことさらに面白く聞いた。

 
それにしても この秋は精力的にお寺参りをしている。
きのうも元興寺・禅室の屋根裏探検というのに参加して
飛鳥時代の柱や梁を見せてもらった。
その他 遷都1300年の特別開帳というのでいろんな仏さまにお会いした
金峯山寺の蔵王権現像も素晴らしくて 奈良に住んでいるゆえにあちこち見て回れることに感謝している。

芭蕉の句にある  菊の香や奈良には古き仏たち を正に肌で感じている。




     奈良にいて 仏に会えば 秋沁みる

     我ゆえに 救い求めて 仏見る













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