きょうは先日、平成の大修理が終わった唐招提寺に行く。 とは言っても お寺の中には入らなかったので唐招提寺界隈というべきか。 連休の初日ということもあるのだろうが観光客が多い。 私たちは 今は田んぼやあぜ道になってしまっている昔の小路や条坊を歩いていたが、そこにも観光客の人たちがいて 「唐招提寺へはどう行ったらいいのですか」 と訪ねられたりした。 大伴旅人の歌碑があったり、藤原清河の娘に関係したらしい臍恩寺跡があったりと、往事を偲ぶものはそこそこ残されている。
歩きながら 先日その平成大修理の落慶法要に合わせて放送されたテレビ番組を思い出していた。 永井路子さんの『氷輪』を題材にした鑑真和上と一緒に仏教布教にやってきた蒼眼の僧如法の物語だった。 鑑真和上は日本に来るのにとても苦労したけれど、日本に来てからも苦労の連続だった。 その頃から日本人と言うのは何でも初めはわぁっと飛びつくくせに すぐに醒めてしまう国民性だったようだ。 そんなことをつらつら思いながら晩秋の景色とともに半日を遊んだ。
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