きょうは 先日終了した平成の大修理で唐招提寺でお仕事された大工の棟梁のお話を聞いてきた。 奈良は文化財の宝庫で大工の棟梁だけれど、文化財保護の意味もあって公務員という立場になっているそうだ。 唐招提寺の大修理は約十年という長いプロジェクトで、解体から組み立てのほとんどに携わられたようだ。 約2時間ほどのお話だったけれど、情けないことに私の能力(脳力)ではここに抜粋だとしても書くことができない。 ただ 印象に残っているのは元禄と明治にも大修理が行われていて、ことに元禄の大修理のときには補強する意味で少し屋根の勾配を上げたそうだ。 だから 『天平の甍』 は 奈良時代の終わり頃に創立されたときとは少し違っています、とのことだった。 それと 仏様がおられた後ろのほうの壁際、扉八双金具下から鮮やかな彩色文様も発見されたとかで赤と緑が主の美しい文様も再現されてあった。
晩秋の古都に相応しいお話で きょうはいい日だったなぁ、と感じ入っている。
雨上がり 和上を偲ぶ苔光る
きょうの日は 万葉びとに いざなわれ
つわぶきが ひっそり咲きて 寺の庫裏
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