きのうは冷たい雨の一日だった。 そんな中 ご近所さんが引越しされた。 ご主人と奥さんのふるさとである岐阜県へ帰っていかれたのだ。 ご主人は68歳とかで奥さんもそれに似た年齢で、あと三年先や五年先だと今のように動けるかどうか分からないので思い切って田舎に帰ります、とのことだった。 両親はもういないけれど空き家になっている家があるし、お墓のこともあるのでと話されていた。
冷たい雨の中での引越し作業に きっと日頃の行いが悪かったのでしょう、と笑って話されていたけれど 私にはお別れの涙雨のように思えた。
パート仲間だった友達も、ご主人のお父さんをこの秋に亡くして、住む者のいなくなった家を処分して馴れ親しんだ奈良を終の棲家に決めたからと、向こうの家の片付けに忙しい日々を送っている。
そうだね、私たちそろそろ身体が健康なうちに終の棲家のことも考えておかなくてはいけないね。 私らの年代はどの人も子供に迷惑をかけたくないと口を揃えたように言う。 夫婦二人でいる間はいいけれど、問題は病気になったときや一人になったとき・・。 我が家のように年金だって二人合わせないと生活できない額だというのに、さてもさてもどんな老いの生活設計をたてていこうかしらねぇ。
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