どうしてあなたは答えてくれない
どうしてあなたは私をみてくれない
どうしてあなたは電話さえくれない
どうしてあなたは
どうしてあなたは突き放すだけの言葉さえ発してくれない
どうしてあなたは美しい眉間をしているのか
どうしてあなたは小ぶりな柔らかい臀部に鍛え上げたのか
どうしてあなたは決して忘れられない愛おしい体臭を放つのか
どうしてあなたは
どうしてあなたは突き刺すだけの四肢だけでも私の前に放擲してくれなのか
何百回と自問して消えていった、どうしてたち
「決して、一生、なんでこんなに」とツツジの刺々しさと可憐な花弁の囲まれたあなたが、勇気付ける
そう、もっと、もっともっと、待っていてね
見上げると、石垣の上に白い桜が散りだしていた
あなたが勇気付ける、もっともっと待っていてね、どうしてなんていらないの、って