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「 稚児の愛 」
2008年05月02日(金)



 黒髪の君に夢中だった時、「もし別れるとしたら」なんて他愛もない会話をして、「君が浮気した時だけだよ、だって俺から別れる気は全くないからさ」と言った。
 時は過ぎて、君が浮気した気配がした時に、同じ言葉を繰り返して君は理由も告げずに去って行った。

 「お互いがそこまで好きじゃなかったんだよ」
 なんて、思い込みの可哀相な女性性には構いもせずに、今でも愛を貫き通すつもりでいる。
 低い強い雨、花春の香りを蹂躙していく季節が還ってきた。


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